カクカクの北海道Uターン週記

「元」日本語教師 /「元」旧司法試験受験生によるカクカクの北海道Uターン週記

カレー焼きそば@宮津…アクシデントあり

 3連休の初日、妻と休みが合ったので、今年初めての “遠征ランチ” を敢行した。今日の目標はタイトルの「カレー焼きそば」である。宮津ソウルフードだそうな。

 

 

 宮津って? という方。宮津は知らなくても天橋立は知っていますね? あれは、京都府宮津市にあるのであります(股のぞきについてはこちらのエントリー参照)。自宅から最短距離で120kmほどの小ドライブコースである*1

 

 

 最短ルートをとると、途中にけっこうな山道がある。もしかして雪がある?…新スタッドレスを試せるかも!と、往路は最短ルートをとった。

 

 …結局、幸か不幸か “雪道” は走るチャンスがなかったが、ご覧のように道路の脇には白いものが残っていますね。冬を感じることはできました。

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 さて、本日のお店は、事前リサーチにより「豚珍館」をチョイス。道の駅「海の京都 宮津」のすぐそばながら、ごくごく狭い通りにあった(まさかここじゃないよね、というようなロケーション)。

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 看板でもおわかりのとおり、「豚珍館」は中華料理店である。

 

 カレーうどんは和食であり、カレーライスは洋食である。果たして、カレー焼きそばは中華なのであった。

 

 

 で、お味だが、“カレーうどんのうどんの代わりに焼きそば” というよりは、“カレーライスのライスのかわりに焼きそば” と表現した方が近い。さらに言えば、“カレーライスのライスの代わりにラーメン” の方が適切かもしれない。

 では “カレーラーメン” か? と言うとそれは違う。うーん、難しい。気になる人は食べに行って確かめてください(笑)。なお、私が食したのは「スパイシーカレー焼きそば(ウェット)」=800円也。

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 カレーは、やや緩め。しかし、コクがあってそれだけでも十分美味しい。小さめの消しゴム大にカットされたチャーシューがいくつも入っていて、それが “中華” を演出している。やや量が物足りない(=普通)ことを除けば、満足できるB級グルメであった。

 なお、カレーうどん系のメニューにつきものの悲劇を防止するための紙エプロン(北海道だとジンギスカンを思い出すとわかりやすいですね)が供されるのは心憎いおもてなし。

 

 

 で、とことこ走って帰ってきた。ああ素敵なドライブだったなあ…

 

 

 

 

 …だったのだが、駐車場に着いてから自宅までの間に アクシデント が!!

 

 

 簡単に言うと、コケた。

 

 

 押しボタン式の信号機がある交差点を(左右から車が来ていないことを確認して)小走りでJウォークしようとした、まさにそのときであった。

 歩道と車道の段差を緩和する金属製のプレートがありますね。どういうわけかその端の部分が捲れ上がっていて、そこに足を引っ掛けたのであります。

 

 

 咄嗟に「受け身をとらないとヤバい!」と思った記憶がある。次の瞬間、交差点の真ん中に倒れ込んでしまっていた。イテテテテ*2

 

 

 これにより、左掌と右眉上及び右眼下に擦過傷を、顔面及び上半身の何か所かに打撲を負った。また、お気に入りの999.9のメガネ(S-261T=こちら参照)が逝ってしまった*3

 

 

 しかし、大きな怪我がなかったのが不幸中の幸いである。コケたときに車が来ていたら一巻の終わりであったし、歯や骨など折ったりしていたら…。

 

 先に渡り終えていた妻が一部始終を目の当たりにしていたようなのだが、それは 見事にパルクールのトレーサーのように!)クルリと回転していたとのこと(「見せてやりたかった」妻談)。元体操部のDNAが役に立ったかもしれない。

 

 しばらくは、顔に絆創膏となるはずなので、どうぞ生暖かく見守ってください…。

 

*1:今回は復路を大回りにしたため、往復260kmほど走った=オール下道

*2:冬期を除くと、アスファルトの道で転んだのは11歳の時以来である

*3:最高に気に入っていた逸品なので残念至極だが、考えてみれば丸9年以上経っており、いずれにしてもそろそろ…ではあった(と自分に言い聞かせてみる)

遅ればせながら

 今年は正月休みが長かった(3週間弱!もあった)。いろいろと考えることもあって、必ずしものんびり心穏やかに過ごせたというわけではないが、だからこそ時間に余裕があることは非常にありがたかった。
 
 
 その時間的余裕を活かして、思い切ってWindowsのアップグレード(7 → 10)に取り組んでみることとした。
 
 
 愛機(Let'snote CF-J10UYNHR)は2011年の秋冬モデル(同年12月購入=こちら)だから、もう丸7年以上前のモデルである。しかし、流石にレッツノート。ソフト的にもハード的にも、ほぼ劣化を感じない。
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 相変わらず 爆速 だし(起動は10秒ちょっと)、年間250日ほどはモバイルしているが、全然ヘタっていない。やはり堅牢である*1。バッテリーだけはやや弱ったが、それでもOffice作業やネットサーフィン程度なら数時間は心配ない。
 
 
 高価だったけれど、奮発してハイスペモデル(ゼロスピンドル…なお、RAMは8GBに増設)にしたのは大正解だった。PC絡みでは全くストレスフリーである。当時の自分を褒めてやりたいところである。
 
 
 …しかし、しばらく前から「2020年1月14日」が気になっていた。そう、Windows7のサポート終了の Xデー である。日々 “お別れ” が近づいてきているのである。うーん、どうしよう…。

 

 もちろん、Windows10にアップグレードすることは考えたのだが、愛機は公式には “未対応” 機種(Panasonicのサイトにも “アップグレードせずにそのままご利用ください” とある)。

 ま、スペック的には問題ないし、(公式に配布されている)Windows8用のドライバを当てればイケるんじゃ…とは思いつつも、現在の環境があまりにも快適なのでそのままにしてあった。

 

 …そうしているうちに、Microsoftの無償アップグレード期限(2016年7月29日19:00)を過ぎてしまった。お金がかかるのならやはりこのままで、といったんは腹を決めた。だがしかし、そうは言っても “お別れ” は気になる…。

 

 そういう悶々とした思いに終止符を打つべく、アップグレードを断行したというわけである。

 

 まず、“無償アップグレード期限” のことだが、実はまだいける(2019年1月8日13:00現在で大丈夫)。Microsoftのサイト(こちら)からツールがダウンロードできる。

 

 “未対応” の件は、自己責任ということにはなるが、私の場合はWindows8のドライバ(こちら)を流用した。その結果、目出度く昨日の午後無事にアップグレードに成功した(はずである)。

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 詳しい手順は省くが、ざっと以下の流れで行った(私は16GBのUSBメモリを用いてクリーンインストールした)。

1)事前準備

 ・必要なもの(Windows10のアップグレードモジュールを入れたUSBメモリWindows8のドライバ類、再インストール用のOffice=愛機はプリインストール版)を揃える

 ・データバックアップ(システムイメージやシステム修復ディスク作成)を行う

2)Windows10をインストール

3)ドライバ類をインストール

4)必須アプリケーション類をインストール

5)データを戻して環境整備(カスタマイズ)

 

 なお、レッツノートの場合は、Windows10インストールの前に一作業(Intel(R) Dynamic Power Performance Management を削除しておく)が必要だった。

 

 インストール前の作業に2時間弱、インストールそのものに1時間強、その後の最低限の環境設定に4時間程度かかった*2

 

 

 実は、正月2日に初めてトライしたときはうまくいかず、いったんPCを空にしてシステム修復ディスクから元に戻している*3

 内緒だが、この際は戻らなかったらどうしよう…と正直 涙目 になった(購入後すぐに作成しておいた修復ディスクが初めて役立った)。

 

 この直後は諦めようかな( “未対応” だし)とも思ったのだが、最悪PCを空にすれば戻せることは実証できたわけである。よし、もう一度だけ!!とドライバ類等を見直して再トライしたという経緯がある。

 

 ちなみに、アップグレード前のSSDの空きは約50GBだったところ、ほぼ環境を整えた現在は80GBを超えている。せっかくの機会なのでと断捨離したところもあるが、それにしてもずいぶん軽くなった(嬉)。

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 さあ、これでさらにしばらくこの相棒と戦えることになった。年末のタイヤ購入もそうだが、新生活 に向けてまた一つ環境を整えた、というわけであります。

 

*1:例のジャケットはボロボロになって昨年末に引退させ、代わりに百均(笑)でインナーケースを購入

*2:環境設定はエンドレスですね

*3:この日は15時間程度!格闘した

亥年

*あけましておめでとうございます

 

 自宅近くに護王神社という神社がある。「足腰の守護神」として有名な神社である。

 

 サイトにもあるとおり、ここには狛犬でなく “狛猪” があって「『いのしし神社』とも呼ばれ親しまれて」いる。

 

 

 紅白歌合戦の後の恒例の “年またぎ散歩”、せっかくなので今年はここに(も)行ってみた…ら、案の定、黒山の人だかり(笑)。

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 それにしても、道産子の私にとって、“雪のないお正月” というのはどうにも慣れない。しかし、それも今年が最後である(なんて…笑)。せいぜい満喫したいところです。

 

*今年もよろしくお願いします

“次” へ…

 さて、平成最後の歳の暮れである。数か月後には、“次” の時代が始まるのである。

 

 

 その  “次” をどう生きるか。

 

 

 これを少し前から考えている。

 いつもの私なら、考えるだけ(笑)なわけだが、今回は少し動いたりもしている*1

 

 

 

 ところで、実は大晦日の今日、買物のついでに寄ったAutobacksでスタッドレスタイヤを衝動買い!して帰って来た。

 

 買ったのは、いわゆるPBモノで、「ICE ESPORTE」というブランド。お店の人に訊いたら、中身はBSとのこと。“限定3セット!” の 激安 価格(アルミ付4本で40,000円台!)だったので即決。サイズは175/65R15…インチダウンはお約束ですね(笑)。

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 スタッドレスタイヤを買うのは、実に11年ぶり(こちら参照)。当地では、雪はそもそもほとんど降らないし、仮に降っても “乗らない” という対処法がある。よって、そのうちでいいや、と思っていた(2013年のエントリー=こちら=にも書いてありますね)。

 

 今年は9月にノーマルタイヤを購入している(こちら)し、ここは “待て” かな…とも一瞬迷った。

 

 しかし、“次” を考えて、敢えて買った。今後、必要となる可能性が高いであろうと。否、「必要となる環境を掴取する」という、自分自身に対する 決意表明 のつもりである…と書いておきましょう。

 

 

 …

 

 さて、年末恒例のお気に入りグッズは、こちらに書いたクルマ用のマイナスイオン発生器。効果はよくわからないが、可愛らしくてお気に入りです。

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 そしてもう一つ、年末恒例の数字=頭痛薬(タバコは原則として日に2本としたので集計していない)。うつのせいか、ここ11年間で最悪だったようですね(同じようにうつに苦しんだ15年の数字に近い)。

  “次” はストレスフリーな日々を送りたいものです…。

    頭痛薬
 今年  630回=262日
 17年  353回=185日
 16年  526回=221日
 15年  618回=262日
 14年  411回=211日
 13年  556回=256日
 12年  417回=220日
 11年  295回=162日
 10年  287回=175日
 09年  408回=209日
 08年  408回=203日

  

 では皆さん、どうぞよいお年をお迎えください。

*1:前のエントリーに書いた、ビッグイベントもその一環ですね…お陰さまで、首尾よく済んでいます

まぐろ豪快丼

 クリスマスだった昨日は妻が休みだったので、今年最後の “ランチ遠征*1” に出かけた。

 

 目的地は三重県四日市市(遠征といっても往復220kmほどですね)の大遠会館。その名も「まぐろレストラン」である。

 

 ここに、平日限定メニューの「まぐろ豪快丼」というやつがあって、それを食いに行ってきたのである。

 

 店内は “レストラン” というよりも “食堂”。(昭和の国立の)大学の学食風の雰囲気で、厨房内には白衣のおばちゃんが…なんかいい感じ、である。

 券売機で食券を購入して厨房のカウンターに出す、というのも学食システム。

 

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 まぐろ豪快丼は、これで1,000円(税込)。別に発注した鮭の塩焼きも写っているが、こちらも170円(同)と安いこと!

 

 

 ご飯は「酢飯」と「白飯」から選べるが、私は酢飯、妻は白飯とした。因みにお米は “きらら397”( “本日のお米” として告知されていた)。

 

 マグロは、それはもう新鮮で美味だった。4時間かけて走ってくる価値があるというものである。また、ボリュームがスゴイ。妻は8割ぐらいで降参し(残りは私が美味しくいただきました)、食後すぐに持参した胃薬を服用していた(笑)。

 

 こういう食事は、トンカツなんか(← いわゆる罪悪メシですね)に比べると、食後の “罪悪感” が薄いのがよい。むしろ、DHAが十分にとれて頭がスッキリしたような気すらする(笑)というぐらいのものである(うつにもよさそう)。

 

 

 4時間余りかけてとことことドライブして帰ってきて、夜はクリスマスだということもあって、数年以上ぶりにアルコールを摂取した。

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 エスプレッソ用のカップで2杯いただいたが、これではほろ酔いにもなりませんね(当たり前か…笑)。

 

 

 ときに、今年もあと数日で終わるわけだが、実は明日の昼前に、今年一番といっていいかもしれない ビッグイベント がある。成功をお祈りくださいっ!

 

*1:日帰りだけでも、往復300kmのしらす丼=3月、同180kmのソースカツ丼=5月、同320kmの漁港めし=6月、同280kmの出石皿蕎麦=8月、同350kmの醤油カツ丼=9月など、いろいろ食いに行ってますね…

思案

 ちょうど1か月ぶりの更新である。この金曜で授業は終わり、正月休みに入っている。

 

 

 気がつけば年末である。そういえば、今日は平成最後の天皇誕生日。“時代の節目” が近づいている。

 

 今年の漢字は「災」に決まったそうだが、私としてはここ何年か「伏」だったかなと思う。

 

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 ネガティブな意味だけではない。「雌伏して時の至るを待つ」というヤツである。

 「エースをねらえ!」(山本鈴美香)で、宗方コーチは「より高く飛ぶ前にはより低く身をかがめなければならない」と言った。

 

 

 …いろいろと思うところがある年の暮れである。

 

ハントンライス@石川県

 前のエントリー(こちら)で、「おそらくはシーズン最後」と書いたわけだが、往生際悪く、今度こそ本当にシーズン最後となるであろう車中泊ドライブに出かけてきた。

 

 というのも、実は妻が帰道していてしばらく独りだったのである。

 

 私は “非日常” は嫌いではないが、あくまでそれは自ら望んでそれを作り出した場合。妻がいないという “非日常” は、しかたなくそうなるわけだから、ネガティブな “非日常” である。

 

 ということで、積極的に “非日常” を作り出すために、ドライブ(及び車中泊)を敢行したというわけなのである。

 

 

 今回も北陸方面へ。一月半前に、やはり一人で出かけたときに走ったルート(こちら参照)で。ターゲットは、石川県民のソウルフードハントンライスである(3年間石川県に住んでいた私だが、恥ずかしながら知らなかった)。

 

 ハントンライスというのは、アバウトには「<オムライス+白身魚のフライ>の上に、ケチャップとタルタルソースがかけてある」といったモノ。

 ワンプレートで名前にインパクトありと、私の考えるB級グルメのメルクマール(こちら)をほぼ満たす(今回は大盛りを発注したので、盛りについてもOK)。

 

 昼前に出発し、17時ちょうどに目的のお店(キッチンユキ松任本店)に無事到着。お目当てのブツを発注した。

 

 ここのハントンライスは、オムライスの “ライス” が、ケチャップ味ではなく “ベーキライス”(ベーキ=Bakeらしい)。誤解を恐れずいえば、チャーハンである。写真でわかるとおり、ケチャップがかかっているので最初の一口は妙な感じであったが、慣れる?と美味。これは私好みである。

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 周りに配されたフライもクリームコロッケ的な濃厚なお味。うーん、美味い! 大盛りは通常の1.5倍(2.0倍のメニューもあった)で千円強。コスパも悪くない。

 

 素晴らしい時間を堪能した後、自販機で食後のコーヒーをgetしてR8を東に走り、道の駅「万葉の里高岡」で一休み…否、やっぱりここに泊まろうと睡眠スペースを設営。

 本当は十数km先の「カモンパーク新湊」で、と思っていたのだがちょっと疲れたので。こういうふうに “ゆるく” 計画を変更できるのも車中泊の醍醐味ですね。

 寒いかも?とも思ったが、万全の対策が功を奏し、暖かく快適な夜を過ごすことができた。

 翌朝は5時半に起き、オレンジ号を出たら秋の空気がピリッと澄んでいて気持ちのいいこと。この瞬間がいいですね。

 

 帰りも好天かつ渋滞もないドライブ日和で、とことこと走ってきた。全行程550kmほどの中ドライブであった。

 

 車中泊ドライブ、最高です。