相変わらず暑いですね(3連続でヒネリのない書き出しのエントリー)。
さて、タイトルの「出石」は「いずし」と読む。猛暑でたびたび名前の挙がる兵庫県豊岡市の地名である。道産子には全く馴染みがないが、かつて出石城の城下町だったとかで、今は “但馬の小京都” などと呼ばれているようだ。
歴史関係は敬して遠ざけている私*1なので、今回は名物である蕎麦(出石皿蕎麦)を食いに出かけた話。38℃オーバーの中でのドライブだったので、快適とはいかなかったが、エアコンをガンガンたいて往復280kmほどを走ってきた。
チョイスしたのは「沢庵」というお店。ちょっと入ったところにあったが、スマホ(=Google Maps)とよく目立つ看板?のおかげで無事に到着。
「皿蕎麦」というだけあって、蕎麦はCDサイズの皿に少しずつ(2〜3口)盛ってある(一人前は5皿らしかったが、私は当然のように10皿発注した)。これをダシで、何種類かの薬味とともに食す。
薬味は店によって異なるようだが、今回チョイスしたお店=「沢庵」では、塩・わさび・ネギ・大根おろし・とろろ・生卵の6種だった。テーブルの上には「はじめにそのまま、次に塩だけ、その後は…」と食べ方の作法?が書いてあった。
蕎麦はシャッキリしていて美味い。ダシはもっと甘いのが好みではあるがまずまず。薬味群では塩がいい味だった。大根おろしが辛かった。
二人前発注したからなのかそれともそういうものなのかわからないが、蕎麦猪口が2つ。とろろなどを入れるとダシがその味になってしまうので、使い分けられて重宝した。こういうところが「おもてなし」ですね。
…今夏は北海道も暑いようですが、関係者のみなさん、どうぞ乗り切ってください。