カクカクの北海道Uターン週記

「元」日本語教師 /「元」旧司法試験受験生によるカクカクの北海道Uターン週記

21.3km/L!!!

 大記録が出た。タイトルがそれで、61,000km-62,000kmの1,000kmの平均燃費が、ナント 21.3km/L を記録したのである*1。エナセーブ EC204、恐るべしである(個人の感想です)。
 
 この1,000kmは、<長野-京都>と<京都-岡山-京都>で達成しており、“週末買物へ” というようなシビアコンディションがなかったことも勝因か。しかし、エアコンも我慢しなかったし、峠も走った。また、常に2人乗車だったから、まだ伸びる要素あり、と言っておきましょう。
 
 
 62,000kmに達したのは福井へ向かう道中(湖西道路)。2人とも金曜が休みだったので、平日ドライブを楽しんできた(今回は翌日が仕事だったため車中泊はナシ。よって近場を選んだわけですね)。
 
 
 ドライブの目的は、福井の “SK”。そう、知る人ぞ知る「醤油カツ丼」である。
 
 福井はご存じのとおり、「日本三大ソースカツ丼」の1つ(他の2つ=福島と長野。私はいずれもいただいております(こちらなど参照))。今回のは、ソースでなく醤油なわけですね。
 
 
 妻がネットで福井駅エキナカ)にあるよさげなお店(こちら)を探してくれて、そこを目指してドライブ。昼前に乗り込んだので空いていたのだが、帰るころには行列が。いいタイミングだった。
 
 
 
 私は「醤油カツ丼(大盛り)」を発注したが、極小サイズながら越前そばがついていた。で、注目の醤油だが、なるほど美味である。天ぷらのタレのような、甘くてしかしくどくなく、ちょっとだけとろみがある。残念ながらカツは3枚だった(写真参照:3枚のカツの真ん中には大根おろしが)のだが、タレがしみ込んだご飯はそれだけで十分いける。往復350kmほどを走る甲斐がありました。
 
 
 
 
 …実は、福井駅には思い出がある。もう20年以上前になる(えっ!)が、某先生(N先生)と待ち合わせした場所なのである。
 
 当時、私は金沢で塾の講師をしていたのだが、春から日本語教師として京都でデビューすることが決まっていた。N先生はその京都デビューをプロデュースしてくださった、いわば恩師であった。その先生から「話があるので会えないか」と連絡があった。
 
 N先生の提案で、京都と金沢の “中間地点” で落ち合おうということになり、私は当時乗っていた赤いオープンカーの屋根を開けてR8を走って行った。無事にお会いでき、喫茶店に入ると、先生はポンと封筒を渡された。何かとお金がかかるだろうからそれを使いなさいと。「借用証ナシ・出世払い」で大金を貸してくださったのであった(結局、出世しなかった(笑)私だが、もちろんきちんとお返しいたしました)。
 
 
 福井駅は、当時とはまったく異なり、極めてお洒落で開けた印象だったのだが、ふとN先生のことを思い出したのでした(先生は昨年鬼籍に入られた)…。
 
 
 
 …で、帰りには道の駅「越前」(こちら)に寄って温泉に(写真は併設されている「越前がにミュージアム」にて)。
 

  
 ここは、もしかしたら来週 “一人車中泊” に使うかもしれない道の駅。一人だと、40kg分軽くなるわけだから、さらに好燃費が期待できるかも?!

*1:従来の記録が、19.8km/Lだったのだから凄さがわかろうというもの