カクカクの北海道Uターン週記

「元」日本語教師 /「元」旧司法試験受験生によるカクカクの北海道Uターン週記

55インチ!

 お待たせしました! いざ大物購入記を。
 
 
 ブツはズバリTV。今回、55インチ!!の4Kテレビ を購入したのであります。
 
 購入したのは、FUNAI(フナイ)の FL-55U3150こちら)。アウトレット=型落ちの新品を買った。
 
 FUNAIはその昔(80年代~)、激安テレビメーカーとして名を馳せたわけだが、いつしか聞かなくなった。ある時期から自社ブランドを消し、OEMに切り替えていた(そうすることで業績を伸ばしていた*1)らしい。
 現在は主戦場を北米にシフトしているようで、売上の7割以上は彼の地なのだとか。北米のTV市場における同社のシェアは4位とか5位とかで、日本企業としては何とトップシェアだそう(驚)。PanasonicSHARPなどより上というわけですね。
 
 “激安” 時代のことしか知らないわれわれ世代にとって、“FUNAI” には何となく二流感が漂う(失礼!)わけだが、とんでもないのである。
 もちろん価格は相当安いが、“安かろう悪かろう” では決してない。余計な(過剰な)機能を省く、CMを打たない、卸先をヤマダ電機のみとしている(実質的にはヤマダのPB的な立ち位置ですね)、というような工夫があっての低価格というわけなのである。
 
 
 そもそもどうしてTVを購入することになったかと言えば、ズバリ今使っているREGZA(40S10)が壊れたから。このREGZAは、実は私の所有物ではない。われわれは住まいを<家具付き>で借りているところ、そこに設置されていたテレビなのである。
 京都で使っていたのが、BRAVIASONY)の26インチ(東日本大震災直後にテレビショッピングで買った。こちら参照)。それよりも、40インチのREGZAのほうがよいということで、BRAVIAは引越し後に妻の実家にドナドナしている(こちら参照 )。
 
 このREGZA、先日(21水)突然画面が真っ黒に(音声は何ら問題なし)。再起動などで一時的に戻ったりするものの数分~数十分で再び暗転する現象が。
 翌日(22木)は一日様子を見たが、症状は好転せず、幸いなことに23金が祝日であったため、函館に出向いて購入してきたというわけ。
 
 借り物のTVであるから、所有者(=町かな?)にその旨を告げれば直してくれるはずである。が、田舎でもあり間違いなく時間がかかるだろう。それだと困る。現在は<自分のTVを所有していない>という状態なわけだし、この機会に買っちゃっても罰は当たらないよね、と購入を決めたのである。
 
 今回、買うかなと思い始めて最初に調べたのがヤマダアウトレットである。ここでは私の大好きな「型落ち新品」の取扱いがあり、以前にHealsio(ヘルシオ)を安く安く買っていたりする(こちら参照)。
 
 
 
 実は少し前から、REGZAに不足感を覚え始めてはいた。引越し時に初めて見たときは「何てデカいテレビなんだwww!」と笑けたほどだったのだが、慣れてくると広い広い我が家の居間には少々力不足ではあった。電器店などに行くたびに、やっぱりこのぐらいのがあってもいいよね、などと50インチほどのデカいヤツをチェックしたりしていた。
 
 デカくなると高くなる。超一流どころはとても手が出ないため、そうでない日本のメーカーで。アイリスオーヤマとかならいいのかなと考えていたら、妻がFUNAIは?と。なるほど。
 で、函館のヤマダアウトレットのWebちらしを確認したら、まさに今 “現品限り” で55インチのFUNAIが売出し中(本体価格55,000円弱)ではないか。
 
 (サイズ以外の)スペックについては、今のと同等以上ならそれでよい。当該モデルは、有線LANに対応していて、HDMI及びUSBの端子があるみたい。もう十分である。
 
 当日は妻が夕方前まで仕事だったため、彼女が帰って来るまでの間に設置場所を確保。掃除機とコロコロ片手に、居間にスペースを作り → テレビ台として使うべくローチェストを寝室から居間に運び入れておいた。
 
 今回の55インチはそりゃあもうデカいのなんの。大袈裟に言うと、 ぐらいある(笑)。右の40インチと見比べていただきたい(設置直後で周囲がごちゃごちゃして見苦しいためモザイクかけてます。REGZAはほどなく撤去 → スッキリします)。
 
 
 公式にはもちろん畳ほどはなく、サイズは下図のとおり。40型とのサイズ比較も載せときます。

 

 
 
 これを、ミロ号に積み込めないと持って帰れない。店員さんによると、配送はやってくれる(有料)が、今は立て込んでおり動けるのは4月中旬以降とのこと。それではよろしくない。
 
 そこで、当該モデルの空箱(横の長さは妻の身長をオーバーしていた=笑)を用意してもらい、ミロ号の後部座席を倒して積み込んでみたら、まさにシンデレラフィット! ちょうどすっぽりと(この辺の写真を撮っていないのは、すっかり舞い上がっていたからですね=笑)。
 
 “現品限り” であったが、店員さんが気を利かせて別店舗に問い合わせてくれ、梱包状態のまま(=未開封)のブツを確認、押さえてくれた。会計を済ませて、そのレシートを携え、クルマで数分の別店舗に出向いてブツを引取り。いつも以上にとことこと(そろりそろりと)走って峠を越え、帰宅したのが1900すぎ。ブツは玄関からでなく、居間の窓から搬入した。
 
 とりあえず晩メシを食ってから2人がかりで設置。ガタイのわりには軽くて(11.8kg)案外楽勝だった。設定も郵便番号などを入力するだけで、ほとんどオートで完了(設置~設定完了まで1時間半ほどかな)。
 
 電源を入れてみると、もう 圧倒的 な迫力である。このサイズの日本の会社のテレビが数万円で買えるなんて。いい時代になったなあと改めて。
 
 
 それにしても、不具合が出てからきれいに解決されるまでのスムーズさよ。丸2日強で、それまでなかった55インチのTVが観られるようになったのである。
 ・FUNAIなんてどうかなあ → ヤマダアウトレットで売出し中
 ・テレビ台も買わないとだよね → ローチェストを流用
 ・ミロ号に積んで帰れるかなあ → シンデレラフィット
 
 いやあ、タイミング・巡り合わせ・幸運に感謝感謝である。
 
 昨夜は録画用にHDDを取り付けた(USB接続)のだが、それは2010年に買った古い古いPC(VAIO:VPCS119FJ=こちら参照)からHDD(500GB)を引っこ抜いて、2014年に買ったケース(こちら参照)に入れて作った逸品(!)*2
 
 ホント、ありがとうございました。
 
 最後に、昨日めでたく33,333kmに達したミロ号の写真(これは一昨日撮影)を載せときます(@黒松内)。

 

 

*1:その代わりに知名度は落とした

*2:REGZAのために購入した1TBのHDDはまだつぶしたくなかった