カクカクの北海道Uターン週記

「元」日本語教師 /「元」旧司法試験受験生によるカクカクの北海道Uターン週記

TVキャンセラー

 元日の地震のニュースを受けた今年最初のエントリー(こちら)で、TVキャンセラーの購入・取付を前向きに検討しようかと書いた。
 
 繰り返しになるが、走行中のミロ号のディスプレイオーディオ(以下DA)画面に、TV映像を映し出すためのアイテムである(走行中はデフォルトでは動画が映らないようになっている)。今回のような地震津波などの非常時に頼りになるのはもちろん、<隣に妻を乗せて数時間のドライブをする> というのが月に複数回あるミロ号にとっては、非常に有効なブツである。
 
 狙いのブツ(こちら。ちょっと高いが国産*1をチョイス)は定価7,680円……ちょっと高いなあ。あれば便利で幸せになれるのだがなあ……。買物に関しては 石橋を念入りに叩いてから でないと渡らないタイプの私であるから、いつものようにしばらくぐちぐち悩んでいたわけなのだが、数年前の自分自身に背中を押してもらって、遂にポチったのであった(念のため、今日のエントリーはポチったところまでです=ブツは未だ到着しておらず)。
 
 
 徒然なるままに読み返していた過去のエントリーに、「生活を便利にすることが確実なブツは、けちけちしないでとっとと手に入れたほうが幸せになれる」という一節を発見したのである(2018年の夏のエントリー「To buy or not to buy」=こちら)。
 
 
 今回躊躇していたのは、実はお金のことだけではなかった(もちろんそれが大きいんだけど。例の内職=ポイ活分で支払うわけだが、私にとっては大きな買物である)。別に2つ理由があったのである。
 
 

 その1は、取付 のこと。
 
 購入したブツをディーラーに持ち込んでお願いすればおそらくやってくれるだろう(そういえば、納車の際にはもろもろお世話になったなあ)。しかしもちろん、ある程度の出費が必要である。ここはやはり自力で済ませたい。
 そもそもこのブツは「簡単取付」というのが売り文句のひとつで、誰でも簡単にできますよ、ということになっている。しかしそうは言っても、やはり不安は残るわけですね(電装品だし*2)。
 
 <DA裏のパネルを外して>→<配線部分にアクセスし>→<本来の配線に割り込む形でカプラーオンする>だけ、ということなのだが、「パネルを外して」がまず厄介そうである。商品にはそのためのプラスチックのヘラが同梱されているようだが、要するに抉って外せということ。パネルのツメを折ってしまった、というような報告もないではない。元来不器用な私であるから、心配である。
 しかし、良心的なことに、商品には車種別の取付説明書(← 評判がいい)がついており、作業動画もアップされている(チェックしてみたら、動画内で使われているクルマがたまたまライズだった)。これは心強い!
 
 
 その2は、DA不具合 の危惧である。
 
 そもそもTVキャンセラーは車速を0に偽装したり、パーキングブレーキがかかっているように偽装したりする(そういう信号をクルマ側に送る)モノなのだろう。本来走っているものを、停まっていると “錯覚” させるわけである。

 であれば、各種センサーと連動する機器に何らかの矛盾 → エラー?が出てもおかしくない。DAにはナビゲーションシステムは入っていない(ナビはスマホのナビアプリ)から、そこまで臆病にならなくてもいいのかもしれない。が、精密機器であることは間違いない。
 
 気になるのは、半年ほど前からネット上では<TVキットを取り付けると、ある種のナビシステムに重大な不具合が出る>というような “噂” が飛び交っていることである。都市伝説の類ならいいのだが。
 念のため、メーカーに上記のことを(オンラインで)尋ねてみたら、その件は認知しているが不具合報告は出ていない、問題ないはずだ、との回答が得られた(回答は迅速・的確・丁寧・誠実であり、この辺からも良心的なメーカーであることが知れた)。これで石橋を叩き終えたというわけであった。
 
 
 ブツは27土に到着予定。翌28日*3にでも作業してみようと思う。首尾よくいくことを祈っていてください。

*1:調べてみたら京都の会社でした。懐かしい

*2:初めて買ったクルマに当時流行っていたウルトラマンのストップランプをDIYで取り付けたことがあったっけ

*3:この日から2泊3日の予定で妻が帰省