カクカクの北海道Uターン週記

「元」日本語教師 /「元」旧司法試験受験生によるカクカクの北海道Uターン週記

知床とことこドライブ

 今年のGWは、コロナ明けということでどこも大変な混雑ぶりだったようだが、我々は人のいないところを中心に3泊4日のロングドライブを楽しんできた。

 
 とりあえずの目的地は網走市である(写真下は網走駅)。というのも、同市では秋(9月)にマラソンイベントがあって、そこに義姉がエントリーし、妻もアテンドすることになっているというわけ。その下見というのが大義なのであった。
 

 
 
 道東・オホーツク方面は2020年の夏以来である(こちら参照)。今回のドライブでは1,620km強を走り、ミロ号のオドメーターは15,000kmを超えた。燃費では好記録が続出(13,000km-14,000kmで 22.2km/L の新記録、14,000km-15,000kmではセカンドベストの21.7km/L)!
 
 ミロ号は元気いっぱいに走り回った。ずっと私が運転を担当したが、走るほどにいいクルマだなあと思わされた。今更ながら “リッターカー感” は全くない。エンジンがトルクフルで力強くぐいぐい進む。下手な2Lエンジンよりも上なのでは、と思うほどであった。シートもよくできていて、腰が痛くならないし疲れも少ない。サイズが小さく、ハンドルもよく切れて運転しやすいし、本当にいいクルマであることを再確認したのであった。
 
 
 <全道179市町村制覇>を目論むミロ号であるが、その状況は今日現在で以下(緑は22年の、青は23年のそれぞれ新規走破分)。達成率は 46%(83/179)になった。
 

 
 なお、これと併せて達成したい<全道道の駅制覇>については、今回14駅をgetして 95%(121/127)。あと6つ!である。
 

 
 
 3日 は朝330に起きて400に出発。R5に出て長万部で右折し、洞爺湖畔を走って北湯沢から美笛峠 → 千歳。そこから道東道に乗った。音更まで走って例のフクハラでインデアンカレー。これが1100ごろのこと。
 

 
 そこからぐんぐん走って士幌 → 上士幌。そこの立派な道の駅(写真)で休憩して大空町の道の駅ではソフトクリーム。北見を経て網走に入り、例の刑務所などに立ち寄った後、安ホテル@網走市にチェックイン。荷物を降ろしてからてくてく歩いてセイコマでおにぎりなど買い、帰り道に揚げたて天カマをgetしてディナーとした。
 

 

 
 4日 は網走のホテルで起床し、コーヒーも飲まずに700前には出発。オホーツク側の道の駅を巡りつつとことこドライブ。時間が早くてスタンプが押せなかったところもあるが、網走 → 札弦 → 斜里 → 小清水 → サロマ湖 → 湧別 → 上湧別 → ウトロ → 遠軽と巡った。

 

 
 途中、35年ぶり?にオシンコシンの滝にも立ち寄った。
 

 
 昼食はサロマ湖の道の駅で食べたが、大混雑で45分待つことになった(今回のドライブ中、幸いなことに渋滞は全くなく、このランチが唯一の待ち時間だった)。しかし、ホタテカレーと豚丼カキのから揚げ は美味! 待った甲斐がありました。
 

 
 泊まりは、昨夜と違って大きくて立派な温泉付きホテル@紋別市
 
 
 5日紋別のホテルで起き、温泉に入ってから朝食バイキング。好きな刺身をご飯に乗せて勝手丼! 洋食も充実しており、アイスクリームもあってもう言うことなし。
 満腹で出発し、西興部(写真は道の駅にあった長い長いすべり台=子どもの日でもあり、童心に帰ってやってみた…今もお尻が痛いです)を経由して滝上。ここで 芝桜 を愛でた後、浮島トンネルから高速に乗り、結局岩見沢まで走った*1。高速を降りてAEONで買物し、妻の実家へ。
 

 

 

 

 
 6日 は妻の実家で起き、朝メシ後、930ごろそこを出、私の実家へ。そこで30分ほど母と話して帰途へ。ゆっくり遠回りして帰ることにして、定山渓でR230を外れて朝里川方面へ。小樽 → 余市 → 赤井川 → 仁木などを通り、ラーメン(さんぱち…普通の正油ラーメンが950円!)を食ってから黒松内の温泉に寄って、夕方帰って来た。
 

 
 

 ……この後はいろいろあって、妻ととことこロングドライブに出かけるのもしばらくは難しくなるかもしれない。そういう思いもあって、今回は特に瞬間瞬間をかみしめるように走っていた。家が近くなると、まだ帰りたくないなあと名残惜しい思いで。
 
 
 ま、何をしなくても平和な日常がそこにあること、それ自体がすでに怖いぐらいに “幸せ” である。そのことを思い起こさせてくれる “非日常” なわけですね。
 
 今日からまた、淡々と日常を送ります。

*1:高速道路はやはりやや燃費が悪化する。といってもリッター20kmは超えているので文句はないわけだが