カクカクの北海道Uターン週記

「元」日本語教師 /「元」旧司法試験受験生によるカクカクの北海道Uターン週記

カバー三種

 日々のポイ活により、amazonギフト券が一定額貯まったので、満を持してミロ号のカスタマイズ用のブツを3点購入してみた。うち2点(↓のAとB)は、ミロ号の注文直後(去年のGW明け)に「買おう♪」と思い、いやしかし、と自重したもの。“1年越し” というわけですね。
 
 今回の3点はいずれも「カバー」である。せっかくなので、ビフォー(左)アフター(右)の写真付きで紹介したい。
 
 
A)リアゲートハンドルカバー

 
 

 
 リアゲート開閉の際に手を差し入れる凹み部分(トヨタマークの下ですね)への爪などによる傷つきを防止するカバー。ブツは、カメラ部分の切り欠きもちゃんと考慮されている専用品(スタートサイド社のもの)。見た目はカーボン風であるが、感触は弾力があってゴムっぽい。
 
 一般に、新車からある程度時間が経つと、クルマのドアハンドル周辺の塗装は傷がちとなる。ドアハンドル付近(特に運転席ドア)は何度も何度も爪が当たるからである。この点、多くのユーザーが気にしているようで、傷対策の用品も純正でしっかり用意されており、ミロ号も納車時にインストールしてある(プロテクションフィルム・カーボン調=工賃込みで7,980円也)。
 しかし、5枚目のドア=リアゲートにはその純正品がない。結構な頻度で開閉するドアなので、傷つく前にカバーをしておきたいと、今回購入したわけである。
 
 当該箇所を、清掃 → 脱脂*1してから両面テープ(用品にあらかじめ貼ってあった)で装着。専用品だけに、当然ながらピッタリ。ブツは三次元曲面となっており、不器用な私にはハードルが高いかなとも思ったが、数分で思いのほか上手に貼れた。
 
 本来の目的を期待するのはもちろんだが、副次的効果(見栄えアップ=リアビューが引き締まっていっそうクールに!)もあった。しばらくしたらはがれてきた、というようなことがなければいいな。
 

 

 
B)アームレストカバー

 
 

 
 センターコンソールボックスの蓋にかぶせるカバー。この蓋は一応アームレストとしての機能もなくはない*2。それで、“アームレスト” カバーなる名称となっているのであろう。
 
 ミロ号は中間グレードの悲しさで、この蓋部分は思い切りプラスチッキーである。上級グレードはソフトパッド貼りになっているらしく、納車前にこのことを知った私は、それなら用品で補おうと決めたのであった(かかる仕様差を埋めるべく、ステアリングやシフトノブを<ウレタン → 本革巻>に交換したことはご案内のとおり)。ま、とりあえず実物を見て(触って)から改めて考えることにしようと、購入決定を先送りにした経緯がある。
 ミロ号は本来安いクルマであり実用車であるから、内装などはけっこうチープ感・コストダウン感が漂っている。しかし、クルマの性質上これはこれでいい……とも思わないでもないのだが、(今回購入した)製品のレビューを読むなどするうちに、やはり装着するべいっ!と思うに至った(もともとそのつもりだったわけだし)。
 
 このアイテムは、お手軽カスタムとして人気のようで、複数の会社から様々なブツが出ている。そもそもが、安っちいインテリアを少しでも…という目的だから、安価なのは避けようとちょっとだけ張り込んだ(何百円かの違いだけど)。
 チョイスしたブツは、表面の意匠がミロ号の座面の幾何学模様(噂のChatGPTで訊いてみたら、ハニカム模様というのですよと教えてくれた)と似ており、好ましい(← 選択の決め手となった)。へにゃへにゃでなく、割としっかりしたつくりである(それなりのソリッド感がある)。ゴムをぐいと伸ばして蓋にかぶせて*3取り付け完了。すると、やはりいい感じに雰囲気がアガるから不思議である。うむ、これはなかなかいい。狙いどおりである。
 

 

 
C)ドアストライカーカバー
 

 
 文字どおりドアストライカー(ドアを閉めたときに、ドアのフックを受け止めるボディ側の部品)のカバー。両面テープなど使わず、カチリと嵌め込むだけの超お手軽なカスタムである。
 外から見えないし、さしたる機能もない(強いて言うならストライカーの保護・防錆)。つまりは自己満足グッズである(言ってしまえば、上記ABだってそうなんだけど)。
 しかし、ドアを開けるたびにちらりと目に入るので、満足度は高い(はず)。<なくてもいいがあったらうれしい> というわけ。
 

 
 
 それにしても、<なくてもいいがあったらうれしい> モノを買う、というのは何というぜいたくなことか。少年時代、<なければならない> モノを買わずに凌いだ私としては、身体が震えるようなぜいたくである。最もキツかった高校時代は、例えば上履き(土足のままだったり(← ごめんなさいっ)、拾ったのを履いたり)や、教科書さえ買わなかった。日々のポイ活は、この “ぜいたく” を味わうためにやっているのである。
 

 
 amazonギフト券はまだ残っている(残してある)。内緒だが、ちょっと前に入った臨時収入にも手を付けてないので、まだ楽しめる。恐ろしいほどの幸せを感じる私なのであります。

*1:用いたのは百均の除光液

*2:その用途としては実は使いづらい。もっと前にないといけないし、高さも低い

*3:ワンタッチシーツを布団にかぶせる要領ですね