カクカクの北海道Uターン週記

「元」日本語教師 /「元」旧司法試験受験生によるカクカクの北海道Uターン週記

長距離

 この週末は、長距離を走った。
 

 
 何km走ったと思います?(因みに、札幌往復だと概ね450kmほど)。
 

 
 答は……
 
 
 
 
 2km(2,000m)!
 
 
 ……そう、ミロ号を走らせたというのではなく、自分の脚で走ったのである(第40回苫小牧マラソン=ファンランの部)。
 

 

 

 何度か書いているが、妻のきょうだい(姉弟)はマラソンランナーで、特にお義姉さんはホンモノ。コロナ禍前は、毎週のように全国を飛び回ってマラソン大会にエントリーしていた(フルマラソンを含む)。京都に住んでいたときは、(北海道以外は陸続きなので)よく応援に行かせてもらったものである。
 
 コロナ禍もそれなりに明けて、再始動しているお義姉さん。2週間前の函館マラソン=ハーフの部(こちら)に続き、今回は10kmの部にエントリーするということ(義弟も)で、せっかくだからと妻も(私も)それに乗っからせてもらうことにしたわけである。
 
 苫小牧、さらに大会が行われた勇払(ゆうふつ)は親父の故郷であり、今回(グラウンドが)駐車場になっていた勇払中学校はまさに親父の母校である。遺伝子に刻まれた懐かしさ?などを噛み締めながらとことこと走ってみた。
 
 モノスゴク(想像を絶するほど)運動不足な私であるが、中学生ぐらいまでは走ること(短距離だけど)は最も得意なことのひとつであった(「人の背中を見て走ったことがない」というのが自慢であった)。
 
 今回は、もう背中ばかり見ていた(笑)。特に子どもは速い。ペース配分などお構いなしに、たったったっとかけていくのであった。
 
 妻と同時にスタートしたが、彼女は300mほどで “脱落”。腿の裏に違和感を覚えたようで、そこからは安全運転だったとのこと。私は当初から、イーブンペースで “刻もう” と考えていた。途中の ”給水場” でドリンクをもらうためにちょっと緩んだが、しかしそのとき以外は意識してイーブンペースで。ゴールが見えたときも、最後にちょっと上げてみようかな(ラストスパート)と思ったりもしたが、いや脚がもつれてコケてもナンだし、と自重するなど、徹頭徹尾淡々と。
 
 
 こんなに長い距離を走ったのは、60年近い人生でも初めてのことである。今までは半分の1kmが最長で、それも人生で2回だけ。そのうち1回は4年前の9月のことである(こちら)。
 そのときは、1kmを<7分15秒>で完走したということのようだから、2kmなら20分ぐらいかなと考えていたが、今回のタイム=<14分29秒>。1kmの記録のちょうど倍である。素晴らしい じゃありませんか!*1
 

 

 私のゴール後、妻が何とか完走。そして10km走ったお義姉さん → 同じく義弟が無事ゴール。よかったよかった。……その後、われわれは温泉経由で帰ってきた。
 

 
 妻はこのあと、9月に5kmを走ることになっている(網走マラソン。GWに下見済=こちら)。彼女は私と違って普段からそれなりに動いているわけだが、今回の2kmはやはり不本意だったようで、残り2か月できっちり仕上げるとのこと。

 
 私は、次のレース予定こそない(笑)が、今回のことを機に(← 思いのほかちゃんと走れて、かなり気をよくしているわけですね)毎日少しずつ身体を動かそうと思ったことであります(無理せず “とことこ” と*2)。
 
 
 日灼けと筋肉痛で今は少々大変だが、昨日は実に楽しい時間が持てた。ありがたいことです。

*1:我ながら よく走ったと 自画自賛 ← 五七五ですね(笑)

*2:実は、今回のために10日ほど前から<一日2分走ろう運動>を実践していたのであります