カクカクの北海道Uターン週記

「元」日本語教師 /「元」旧司法試験受験生によるカクカクの北海道Uターン週記

To buy or not to buy

 それにしても暑いですね。
 
 またまたヒネリのない書き出しで申し訳ないが、とにかく暑い。先日は熊谷で日本記録が更新されたりして、記憶どころか記録に残る夏になってしまったようだ*1。当地は一昨日まで13日連続の37℃オーバーで、昨日やっと少し下がった(といっても最高気温=35.8℃…感覚が狂ってしまっていますね)。
 
 
 こう暑いと、外に出るのが億劫(というか危険)で、休日も “家でごろごろ” ということになりがちである。買物もネットで、という体たらくである。
 普段、私がネットショッピングで贔屓にしているのは主に3つで、Yahoo!ショッピングとヨドバシ.com、そしてPrime会員でもあるamazonである。この数日以内に購入した2点は、購入検討期間が長短両極端だったのでご紹介。
 
 まずは「長」から。
 5年ほども “To buy or not to buy” とハムレットのような心持ちで迷いに迷っていた(証拠はこちら=2013年10月19日のエントリー)ブツを、先日のamazonプライムデーで遂にget。
 
 購入したのは、32GBのSDHCカード(写真はウチにある最大容量=128GBのUSBメモリとともに)。
 
 
 言ってもせいぜい2,000円程度の出費(実際はプライムデーにつき1,400円ほど)。これを購入するのに5年も熟考するとは、我ながら本当に小市民ですね(苦笑)。
 
 今回はTranscendを指名買いした。同社のHDD(1TB)を使わせてもらっており(こちら)、クオリティが信頼できるということで。SDカードはUSBメモリと違って挿しっ放しにしておける(筐体から出っ張らない)ため、安直な “SSD増設” の意味合いである。今まで使っていた2GB(←ちっちゃい)のカードの任を解き、早速稼動させているが、快適。もっと早く購入すべきだった…。
 
 
 
 そして「短」
 ちょっと調べてみようかな、と思い立ってから15分後に購入決定 → 20時間後に入手した。
 
 ブツは卓上サーキュレータ。要は小型軽量の扇風機ですね(写真は自宅トイレにて。サイズ比較のためにトイレットペーパーを入れてみました)。
 
 
 ウチには立派な(普通の)扇風機が既にあって(こちら)、エアコンと併用しているのだが、こう暑いと例えばトイレとか洗面所とかもどうにかしたくなる。そこで、と妻が考えた。
 
 こちらはヨドバシ.comのポイント利用で無料(3,000円程度の品=こちら)。早速運用してみたが、本体は軽く音も静かで涼やか。タイマーやリズム機能もあってUSB口までついている。デフレだなあ。
 
 
 結論としては、生活を便利にすることが確実なブツは、けちけちしないでとっとと手に入れたほうが幸せになれるということ。短い人生である。快適な時間を少しでも長くするためのアクションは必須であろう。
 
 
 ちなみに、今日現在でamazonの「ほしい物リスト」に入っているもののうち最も安いものは、336円(笑)のブツ*2さて、買うべきか買わざるべきか…

*1:まだ7月。ということは、少なくともあと一月程度は暑い日が続くということなのですね…

*2:5月5日にリスト入り

暑い…

 暑いですね。
 
 何のヒネリもないフレーズで不本意だが、これだけ暑いとしかたない。本当に美味しいものを食したときに、うまいっという言葉しか出ないのと同じである(←暑さのせいか訳のわからない比喩ですね)。
 
 当地は、先週14(土)から最高気温が<38.5 → 38.7 → 38.5 → 38.1 → 39.1 → 39.8*1 → 38.6>と1週間連続で38℃オーバー(観測史上初とのこと)。昨日はそれが途切れ(てしまっ)たのだが、それでも37.7℃と余裕の体温超え。この暑さはまだ続く(さらに上がる?)ということだから、“記憶に残る夏”となること請け合いである。
 
 
 “記憶に残る夏”といえば、94年である(今回タイ記録が出た39.8℃を記録した年ですね)。当時、石川県は金沢市に住んでいたのだが、あろうことか我が家にはエアコンがなかった。私はこの年の6月末で会社を辞めており、失業保険をもらってちょっとのんびり…などと思っていたころであった。
 
 連日の猛暑だったが、部屋を冷やす術はない。毎晩「そろそろ寝るか」という時間になると夜な夜な近所のファミレスに出かけた。身体をキンキンに冷やすためである。我慢ならないぐらいに冷え切った身体もせいぜい30分で元に戻ってしまったものだ。
 少しだけ温度が下がるころ(早朝3時とか4時)になると、自宅マンション向かいの郵便局が始動する。もちろん窓は全開であるから、うるさくて眠れない…。
 
 これが毎晩延々と続いた。よく身体を壊さなかったなあと思うが、若かったということでしょう(当時30歳)。
 
 
 …当時と比べると、今は天国である。外は確かに暑いが、家には優秀なエアコンがある。ウチはオール電化で、シャワーや料理などすべてを電気で賄っているのだが、それでも月の電気代は数千円である。幸せだなあ。
 
 
 夏は、近所の7-11に出かけてアイスを食ったりするのが楽しみである。涼感溢れる写真を載せときます。
 
 
 皆さま、体調管理にはくれぐれもお気をつけ下さい。

*1:過去最高タイ記録!

YAMAHA JR2

 先日のエントリー(こちら)で、“38年モノ”のギターを売却したことを書いたが、計画どおりそのお金でミニギターを購入してきた。
 
 予算(売却で得た12,000円ですね)内で買えるブツをざっと調べてみたところ、S.YairiのYM-02がよさそう。amazonでも買えるし(こちら=9,500円程度)。
 
 いずれにせよ、ミニギターなるものを実際に一度手にしてみたかったので、それを置いているお店を調べて夜のドライブへ(あえて「夜」としたのは、この後日中は猛暑が予想されたため*1)。
 
 
 店員さんにブツを見せてもらうと、ちっちゃい(笑)。これなら(ミニサイズの)妻にちょうどよさそうである。チューニングしてもらってちょっと弾かせてもらう。鳴りはよくないが、まあこんなものかなと(旧愛器の1/5以下の値段ですからね)。
 
 ふと見ると、隣りに中古のYAMAHAが置いてあって、試しに弾かせてもらったら イイ!
 流石はYAMAHAである。音の伸びと広がりがいい。また、中古といってもほとんど弾かれていなかったようで、非常にきれいでピックガードの傷も僅かであった。妻にも試してもらった後、購入して帰って来た(本体+専用ギグバッグで代金9,800円也であった。YAMAHAのサイトによると、希望小売価格は18,000円のようですね)。
  
 
 ブツはこれYAMAHAのJR2。レギュラーの3/4のサイズだが、弦やチューニング等はレギュラーと同じである。
 
 昨日は久しぶりに小一時間ほど弾いて、今は指が痛い(笑)。せっかくなので、もう一度始めてみようかな。思えば、昔(中学〜大学時)は勉強もせず、毎日何時間も弾いていたよなあ*2
 
 それにしてもこのミニギター、持ち運びがラク(サイズ・重量とも)でビックリした。バッグも背負えるタイプ(ときどき街で見かけますね)で便利。どこかに出かけるときに持って行こうかな、という気にさせる(高いギターだとそれだけで躊躇してしまう)。これはもう“モバイルギター”ですね。

*1:果たして、例えば昨日当地は38.5℃!と体温超えの一日となった

*2:素人参加ののど自慢的テレビ番組で弾き語りをし、優勝したこともある私です

38年モノ

 おそらくは1980年の3月。高校に合格したお祝いに清水の舞台から飛び降りる覚悟で買ったギター*1YAMAHA L5。これを売ってきた。
 
 
 転職した妻が、職場(小規模デイサービス)でギターを弾くかもしれない、ということで、今朝久しぶりに引っ張り出してちょっと教えたりしていた。彼女の小さい手にはフルサイズのものよりもミニギターがいいかなと思ったり。これを売って小さいのが買えないかなあと調べてみたら、売れそうなのであった(購入後40年にもなろうかという品が売れるのである!)。
 
 
 何軒かに電話してみて、比較的良心的な感じのところに行ってきた。12,000円にてお買い上げ(当時は50,000円で購入した)。
 
 
 思えば、疾風怒濤(Sturm und Drang)の青春時代をともに過ごした相棒であった。今でいうと、PCとかクルマとかにあたるかな。
 
 こんなに古いものが他に家にあるかな、と思ったがなさそうである。せめて最も古い写真(1988年撮影=24歳当時)を載せときます*2
 

*1:こちらのエントリーも参照

*2:ぼかしを入れとこうかとも思ったが、今とは全く人相も違うのでそのままで(笑)

漁港めし

 うつのその後であるが、薬のおかげもあってか「甚だしい不調」からは脱している。授業を代わってもらったりして少し負担も減らした(これにより収入が減る、というのがまたうつの種ではある)。
 
 うつ状態ならせめて最も好きなことをして過ごそうと考え、軽くドライブしてきた。目的地は「漁港めし」。舟屋で有名な伊根町*1にある蒲入(かまにゅう)水産である。
 
 
 往路は縦貫道を使って140kmほど、復路は下道を使って(ちょっと遠回りして)180kmほど(復路では運転を妻に委ね、小一時間後部座席でうとうとしたりもした。運転が大好きな私としては極めて異例なことであった)。
 
 行き詰ったときは海がいいですね。思えば、旧司試受験時代、試験翌日に思い立って襟裳岬まで走ったりしたなあ。
 
 漁港めしは、寒かった(フリースを持参した)。すぐ前が海で、カモメを見ながら(見られながら)の食事である。不思議な時間である。
  
 
 
 
 …いろいろ考えるところだが、なかなかまとまらない(深く考えることができない)。薬の影響もあるかな。職場では「帰って横になりたい」と思う時間が多い。
 
 少し休みたいですね。

*1:NHKの朝の連ドラ「ええにょぼ」を思い出しますね

残念なお知らせ(うつ)

 去年の夏に「そろそろ大丈夫かな」と判断してストップした通院ないし服薬であるが、このところ再び症状が出ている。これはイカンなと思い、重くならないうちにと、再び通院・服薬しております。
 
 このような余計なことを書くと、読んでいる人間(主に身内)に気を遣わせてしまうなと思うわけだが、そういう配慮が今は苦しいのであります。

新記録!その2

 ゴールデンウィーク真っ只中である。内地では、この後すぐにあのうっとうしい梅雨がやってきて、さらに酷暑の夏が…。「前門の虎、後門のさらにその先の狼」である。まさに今がレジャーにはもってこいの時期なわけであるが、客(特に観光客)商売の妻の仕事も書き入れ時*1。残念ながら休めない。
 
 GW明けにいくつか大きめの仕事が待っている私としては、せっせとその準備に励めばいいのだがそれでは流石に残念。というわけで、何とか強引に1日だけ休みを取ってもらってB級グルメを求めて小ドライブへ。
 
 目的地は、ズバリ「こだま食堂」。福井県小浜市にある定食屋である。福井県民のソウルフードソースカツ丼を目指して往復180kmほどのドライブを楽しんできた。
 
 ソースカツ丼はよく食す*2私だが、今回はスゴイ。そのサイズが尋常ではない。ネットで調べた情報では、ここの「わらじカツ丼」は、丼に30cmはあろうかというカツが2枚乗っているとか。これは食わねばなるまい。
 
 GW中(出かけたのは先月末日)なので、ルート判断を誤ると大変なことになる(渋滞…GWは北陸が“鉄板”ではある(こちらのエントリー参照)が)。今回は、往路はR162(周山街道)→R27を、復路はR27→R303→R367(朽木温泉経由)を利用することに。
 
 タイトルの新記録は燃費。オレンジ号はこの往路の途中で58,000kmに達したのだが、57,000km-58,000kmの1,000kmで19.7km/Lを記録*3!!! ちなみに従来の記録は19.4km/L(45,000km-46,000km)である*4こちらのエントリーにも書いたばかりだが、すごいなあ。アイドリングストップのついていない1.5LのMT車としては極めて優秀ではありませんか。
 
 
 さて、順調に小浜まで走り、こだま食堂に到着。順番待ちの名前を記入してそこらをひとめぐり。すぐそこは日本海で、デカいテトラポッドをバックに記念撮影など(サイズ比較のために少年妻を入れてみました)。
  
 
 30分程度待ってカウンターに座り、意気揚々と「わらじカツ丼」を発注!…するも売切れ(意気消沈)。気を取り直して、豊富なメニュー群から、極力似たもの(ソースカツ丼)を発注してみた。
 10分ほどで運ばれてきたブツはこれ。サイズに少々たじろいだ。
  
 
 写真ではわかりづらいが、カツは3枚、iPadminiサイズ。完全に丼からはみ出ているのだが、ご丁寧に一応蓋が乗せてある(意味ないでしょ(プッ)と思ったが、実は大いなる意味があった…後述)。ご飯の量を確認すべく箸でカツを持ち上げてみたが、2枚持ち上げてもまだ見えない(笑)。とりあえずはカツを単独で2枚食せというわけだな、とお店推奨の食べ方を了解(実は誤解だった…これも後述)し、1枚目に取りかかる。
 
 カツは意外なほどあっさり。味も厚さも薄い(美味しいけど)。これならいけそうだ、と思いつつ、カツ単独食いを進める。2枚目に突入したあたりで、やはりカツだけというのはやや心寂しいものがあるかなあなどと…と、ここで丼の蓋の意味が判明する。そう、カツを蓋にどけてしまえばよいのだ! 蓋は皿の役割を果たすのだった!!(そういえば、「蓋」の字には「皿」が入っていますね)
 
 
 …というような発見をしつつ、もぐもぐとひたすら食う。カレーなども自由に加えることができるシステムのようである(妻も勧めてくれた)が、危険を感じてやめておいた。何とか完食。食ったー。私のB級グルメ人生で、最もお腹いっぱいになった。
 
 
 帰りは温泉にも浸かってゆっくり。今年のGWはめでたく終了したのでありました。

*1:実は近々退職することが決定している

*2:例えばこちら参照

*3:オレンジ号は1,000kmごとに燃費を計測している

*4:この1,000kmにも今回同様に長野往復が含まれているようですね