カクカクの北海道Uターン週記

「元」日本語教師 /「元」旧司法試験受験生によるカクカクの北海道Uターン週記

四日市とんてき

 昨日は私のシフトがなぜか空いていて、同じく休みだった妻と久しぶりのB級グルメドライブ。「ふと思い立って→出かける」というフットワークの軽さを発揮してみた。こういうことができる(そういう気持ちになれる)ということは、やはり鬱はよくなっているに違いない(例の離脱症状については後述)。
 
 目的地は、ずっと行きたいと思っていた四日市。果たせずにいたのはワケがある。京都−四日市間には大渋滞の名所があって、平日でないとちょっと、という事情である。
 
 で、お目当てのB級グルメは、“四日市とんてき”である。
 とんてき、というのは牛でいうビフテキ(←この語感は相当古いですね)。ま、平たく言うと豚のステーキである。いかにもB級っぽいではないですか。
 
 とことこと下道(R1)を走って(一部東名阪道を走って)四日市入り。突撃したのは、「まつもとの来来憲」というお店(“憲”というのは誤字ではない。先代の店主のお名前に由来するよう)。平日で閉店(14:00)直前の時間帯だったからか、いつもなら大行列であろうお客さんも少な目(待ったのは15分ぐらいかな)。
  
 
 発注してしばらくの後、どーんと出てきたのはこれ。定食にせず単品で食したが、美味かったです。
 
 
 地元では「グローブ」と呼ばれているとか。見た目は丸亀市B級グルメ=骨付き鳥(こちら参照)にも似ている。食感は、いかにも肉に喰らいついている、という感じ。原始人がかぶりつく肉のイメージですね。かかっているタレは意外とさっぱり(お替り自由のキャベツにはマヨネーズが欲しくなる感じ)なのだが、にんにくのかけらがゴロゴロといくつも入っている。堪能しました。
 
 
 さて、例の離脱症状であるが、さらに程度が増している。昨夜あたりはインフルエンザに罹ったときの寒気にも似たぞくぞく感があって、眠れるかなあと不安になるほどであった。
 何とかしてこの感覚を伝えたく、前回は「降下中の飛行機に乗っている」と表現してみたのだが…。
 *目をつぶってブランコに乗っている
 *ものすごく熱いお風呂に入った瞬間の熱いか冷たいか一瞬わからなくなる
 *地下鉄で、自分は止まっているのに車窓から見える対面の電車がゆっくり動くのが見えて、動いているのがどちらかわからなくなる
 
 説明すればするほどわかり辛いですね。ま、簡単に言うと胸のあたりが「きゅんきゅん」「そわそわ」「ぞくぞく」して何かに掴まりたくなるといった感じ。日本語教師の端くれとして、いい表現を模索しております。