カクカクの北海道Uターン週記

「元」日本語教師 /「元」旧司法試験受験生によるカクカクの北海道Uターン週記

アドベンチャーワールド

*明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
 
 正月はお陰さまで平和に過ごした。毎年思うことだが、こうして平和に新しい年を迎えることができるというのは、実はまことに幸福なことであり、感謝せねばならない。
 
 さて、大晦日から3日まで、日常の幸福に感謝しつつ家で大人しくしていた(妻が仕事だったりした)のだが、昨日から今日にかけて、和歌山県南紀白浜へ「アドベンチャーワールド&温泉ドライブ」を敢行した(Let'snoteも持参したが、残念ながら高速道路のSA、宿泊したホテルともWiMAXは圏外)。生まれて初めてパンダを見てきた記録は、写真一杯につき続きを読むからどうぞ。
 
 昨日は早起きして朝7時に出発。休み休みながら高速を乗り継いで200km強。途中、みぞれが降ったりもしたが、お気に入りの音楽を聴きながらの順調なドライブであった。
 現地に到着したのが11時。フェニックスが立ち並ぶいかにも南国という風景である。アドベンチャーワールドというのは、動物園に毛が生えた程度かなと高を括っていたがとんでもなかった。これはディズニーランドやUSJのような一大テーマパークではないか(どちらも行ったことがないけど)!
 
 好天ではあったが、冷たい風が強く吹きすさび、相当寒かったと思う。が、動物園フリークの我々は、その点抜かりなし。スキーに出かけるような厚着をしていたためノープロブレム。
 チケット売り場から既にパンダだらけ。ステッカー、ぬいぐるみ、キャラクターグッズ…パンダ一色である。スタッフもパンダの被り物。ここでは国内最高の8頭が飼育されているとのことであるが、やり過ぎだろう(文字通りの“客寄せパンダ”ですな)…と思っていたが、実際にパンダを目にすると、これは目玉にするに不足ナシという可愛らしさであった。
  
 
 中に人間が入っているかのような動き。何とも不思議な動物である。一心不乱にササを食べている様子、あるいはのんびりと日向ぼっこをしている様子を見るにつけ、絶滅もやむなしと思わされる無防備さである(人工的環境に慣らされて野性を失った、ということもあるかもしれないが)。
 
 パンダエリアでも、係員が人を流すでもなく、おおらかである。その気になれば“かぶりつき”でどれだけでも眺めていられそうだ(噂に聞く上野動物園などとは大違い)。その余裕を奇貨として動画を撮影してみたりしたのでご覧ください。

 
 もちろん、パンダ以外にも見所満載。陸海空それぞれの動物を堪能できる。
 *陸…サファリパーク的に、バスなどに乗って(草食動物のエリアは徒歩でも)動物を近くで見られ、また、ふれあい広場的エリアもあり
  
  
  
 *海…クオリティの高いイルカショーなど(写真撮影に失敗)
 *空…珍しい鳥が間近に見られるエリアあり
  
 
 それにしても楽しい時間だったなあ。入場料が大人4,000円弱とやや高めではあるが、コスパはよろしい(売店の商品などは割とリーズナブルなお値段である。写真右は「パンダ肉まん」2個で500円也。なお、写真左のチンパンジーは本物ではないので念のため)。
 真夏だと暑くて往生するだろうから、今のような寒い時期に、暖かい恰好で行かれるとよいのではと思う。
  
 
 京都市内からなら、十分に日帰り圏内ではあるが、せっかくなので近くのホテルに一泊し、温泉に浸かってきた(写真はロビーにあった鏡餅)。マイナートラブルもあったが、正月だしよしとしよう。
 
 
 明日からは再び仕事である。今年は、秋に一つ大きな目標(教科書の出版予定)があり、昨年にも増して頑張るべしと強く思う。
 …ときどきは今回のような息抜きもしたいところだけどね。