カクカクの北海道Uターン週記

「元」日本語教師 /「元」旧司法試験受験生によるカクカクの北海道Uターン週記

5,000m

 こちらで予告していたとおり、昨日5,000mを走って(途中歩いて)きた。日ごろの運動不足・不摂生を、大いに、本当に大いに反省させられた…。

 

 暑かったし苦しかった。
 
 
 ……しかし、とてもとても 楽しかった (^^)/
 
 
 今回悟ったのは、「5,000mというのは何の準備もない中年が安易に手を出していい距離じゃない」ということ。1か月前の3,000m(これまでの最長不倒距離…こちら)の10倍は大変だった。

 コロナ前の19年秋に(中学1年生のとき以来の)1kmを走って(こちら参照)以来、何度か参加したファンランであるが、レース中に歩くことを余儀なくされたのは初めてのことであった。
 

 
 好天で強く降り注ぐ日差しの下をスタート。コースは走り出してすぐから上りがちとなって、いきなり脚にダメージが(笑)。それでも折り返し点までは、身体が重いなと思いながらもまあまあのペースで走れていた。

 が、折り返しの後、3.5kmを超えたあたりから、足が前に出なくなった。そこで、進まなきゃと頑張ろう(走ろう)とするわけだが、そうすると頭ががんがんと激しく脈を打った(酔いが回ったときのような?)。私の中の本能が「やめとけ」と 警告 を発しているかのように。
 
 素直にそのサインにしたがい、いったん走るのを止めて歩く。しばらく歩いてから再び走り出してみるが、ほどなく再び警告が。その繰り返しで歩いたり走ったりになってからはもう全然景色が進まない(笑)。

 やっとゴールが見えてきても、そのゲートは、砂漠に見える幻のオアシスのようにあるいは逃げ水のように、進んでも進んでも向こうに逃げていくかのような状況。まさしく悪夢のようであった。
 
 それでも何とかゴールラインを越えることができた。達成感は全然なかったが(歩いてしまったわけだし)、しかし嬉しくはあった。ああゴールした。それだけでもうよかった。シューズのチップを回収してもらったあとは座り込むしかなかった。
 
 
 甚だしく運動不足の私なので、一応40分(8分00秒/kmの計算ですね)が目標だなと思っていたが、果たして結果は 39分11秒。7分50秒/kmだったということ。歩いた時間を走っていればもう少し縮められたわけだが、それは不可能だった。

 

日付 大会    距離 記録      1km
あたり   
ブログ  
190915 ニセコ 1.0km 7分15秒 7分15秒 こちら
230709 とまこまい 2.0km 14分29秒 7分15秒 こちら
231022 スウェーデン 2.5km 15分58秒 6分22秒 こちら
240421 伊達 3.0km 21分37秒 7分12秒 こちら
240519 洞爺湖 5.0km 39分11秒 7分50秒  

 
 …順序が逆になってしまったが、参加したのは「ANA洞爺湖ラソン2024」(こちら)。50回の記念大会だったよう。

 写真下の黄色は、とにかく明るい安村妻、オレンジはレース前に湖を見つめて精神統一をする(← ウソ)私。

 

 

 

 

 
 この大会は、初参加ではあったが、エントリー自体は何度目かである(参加賞のTシャツは何枚かもらっている)。コロナ禍での中止が続いたりしていたというわけ。日本陸連公式のコースだそうで、本格的な大会のようである。
 
 洞爺湖はわが家(厚沢部)と実家(札幌)のちょうど真ん中あたりに位置しており、ウチからは140kmほど。昨日は早起きして4時前には出発した。
 
 レース後は、洞爺湖温泉に入ってゆっくり汗を流して…とも思っていたのだが(参加賞として入浴券がもらえた)、ランナーで混んでいたりで断念し、札幌からの帰り道にいつも立ち寄る温泉へ(会場からはクルマで15分ほど)。
 その後、GWに断念した三八飯店のあんかけ焼きそば(中…写真奥は妻発注の広東麺)をお腹いっぱいいただいて帰ってきた。
 

 
 
 今は筋肉痛が出始めているが、本格的には明日から明後日にかけてかな(前回3kmのときは、ピークが2日目~3日目だった)。

 
 このあと、7月と9月にエントリーする(かもしれない)大会がある(もしかしたら再び5,000mも)。今回の反省を生かして、それなりに走れる身体にして臨まないといけませんね*1
 
 
 実は明日、仕事を休んで札幌往復の予定が入っている(相続登記の件で司法書士とアポあり)。筋肉痛のロングドライブへの影響は未知数であるが、安全有利に行ってきます。

*1:前回も同じようなことを書いているのが反省のない証拠なわけですが…