カクカクの北海道Uターン週記

「元」日本語教師 /「元」旧司法試験受験生によるカクカクの北海道Uターン週記

散歩

 この3連休は、どこにも行かず、ただただ妻との時間をゆっくりと愉しんだ。このところほとんどすべての週末は、どちらかが(あるいは2人で)老親の様子を伺いに札幌に走っているのだが、今は義母のところへはお義姉さん夫婦が(東京から)来てくれているのであった。
 
 どこにも行かずと書いたが、行きつけの温泉(上ノ国町=往復1時間半程度)へ行ったり、トラ号の12か月点検でスズキのディーラー(北斗市=同2時間強)へ行ったりはした。トラ号はもうじき丸4年。オドメーターは80,000kmを越えているが、もちろんまだまだ元気いっぱいである(写真は納車直後のもの)。
 

 

 
 心に引っかかるもろもろをしばし頭の片隅に追いやり、自分たちのためにだけ好きなように過ごした3日間。
 2人でテレビを観たり掃除をしたり。私は昼寝をしたりギターの弦を交換したりと本当にゆるりと老後のような?時間を過ごしたのであった。
 
 ダイエット中の私であるが、この連休中はチートデーとして、妻が作った美味いものをいただいていた(食欲の秋というわけですね)。8月下旬から4kgほど減らした体重は、3連休で1kg戻ってしまったが、積極的に散歩に出たおかげか、体脂肪率はいい具合に落ちてきている。
 
 さて、その散歩。今は絶好の散歩シーズンである(というか、当地では今ぐらいしか散歩に適した時季がない*1)。暑からず寒すぎず、危険な虫も出ない。連休中は毎日2人で散歩に出かけた。あてもなくただただてくてくと。

 
 

  
 写真のような田舎道をてくてくと1時間ほど歩いてみたりしては、少年時代に戻ったような錯覚を覚えた私なのであった。
 
 もう50年も前、札幌の下町で毎日暗くなるまで外を駆け回って遊んでいた少年。彼がこんな人生を歩むことになろうとは。実に不思議なものですね。
 
 月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人なり。
 
 人生とは旅である…などと言ったりするわけだが、私の場合はそんな大それたものではなかった。せいぜい散歩といったところですね。

*1:小さい町なので、いつであっても人の目は気になるが