カクカクの北海道Uターン週記

「元」日本語教師 /「元」旧司法試験受験生によるカクカクの北海道Uターン週記

見通し

 新年になって早や十日。この間、2度札幌を往復している。親が年を取るといろいろあるのである。

 

 札幌へは(少なくとも往路は)R230の中山峠を越えることがほとんどなのだが、お陰さまでミロ号になってから、随分安心して走ることができるようになった。4WD、恐るべしである。

 

 ただ怖いのはホワイトアウト。気温が低くて風が強いと、降ってくる雪もさることながら、積もっている雪(粉雪)が風に舞い、眼前は一瞬真っ白となることがある。さらに、霧など出ていた日には、もう数メートル先も見通せない(かかる事態のために白いボディは避けている)。

 ヘッドライトにフォグランプ、リアフォグランプハザードランプまで焚いて、それぞれが自車の存在をアピールしながら走るわけだが、なかなか見えるものでもない(ライト類に着雪している場合も多い)。

 こうなると、前に車がいないことを祈りながら徐行+αのスピードでとろとろと進むしかない(停止すると後ろからぶつけられる恐れがある)。もうね、大変なのです。

 

 

 少しでもどうにかならないかと、偏光サングラス(クリップオンタイプ)を購入してみた。ブツは、スキーをしていたころにお世話になったSWANSのライトスモーク(ボストン=写真中央)。せっかくなので、うんと安いのは避け、一流どころを選択してみた*1

 クリップオンタイプは別に、老眼用(同最下段)・イエローレンズ(KEEPERの=同最上段)がある(今回のが3本目というわけ)。老眼鏡は主としてギターの弦交換時に、イエローレンズは夜間・雨中のドライブにかけており、いずれも使い心地は良好である。

 

 

 

 つけてみると、外からの見た目とは裏腹に景色はさほど暗くならず、適度にまぶしさが抑えられる。真っ白の雪道も、陰影が際立って見え(流石に偏光レンズ!)、なかなかよさげである(これが届いてからは幸いなことにホワイトアウトには遭遇していない)。

 

 この他に、ルームミラー(緩曲面鏡)も購入し*2、後方視界もくっきりクリアに。

 

 人生の見通し については……となるとなかなか大変なものがあるが、せめて運転時の見通しぐらいはクリアにしときたいものですね。

*1:もちろんポイ活で得たアマギフ使用

*2:従来使っていたものはもう四半世紀前=デルソル時代に買ったワイドタイプで、最近とみにガタつくようになっていた