カクカクの北海道Uターン週記

「元」日本語教師 /「元」旧司法試験受験生によるカクカクの北海道Uターン週記

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 昨日、札幌-函館間の国道5号線=R5で大事故がありましたね。全国でもトップニュース扱いでした。事故があったのは、二海郡八雲町野田生(ふたみぐん・やくもちょう・のだおい)、発生は正午前ごろということでしたが、私はまさにちょうどその時間帯に、そこを走っていた……かもしれなかったのでした。
 
 
 そもそもR5は、当地から札幌に行くのにほぼ必ず通る道路(つまり、月に3回ほどは往復しているわけ*1)。事故現場の地図と、iPhoneのSS(先日のエントリーから再掲)を載せときます。
   

 
 北上の際は右(南下の際は左)に太平洋を見てとことこ走るルート。いかにも “北海道の国道“ 然とした道路で、渋滞などないし、ブレーキも滅多に踏むことがないような道である。昨日もちょうど正午ごろそこを走っているはずだった。早く帰りたかったのだが、(いつもはショートカットするルートを通らずに普段は寄らないスポットで)トイレ休憩したり、(国道沿いのコンビニでなくちょっと入ったスーパーに寄って)コーヒーを買ったりして、実際に事故現場付近に差し掛かったのは1300前ごろになった。
 
 前方でブレーキ灯が目立ち始め、どこかで右折待ちしてる車がいるのかな(現場付近は片側一車線)などと思っているうちに車列は完全停止。

 そのうち、後ろから救急車のサイレンが聞こえ、停まっている間に複数台の救急車に抜かれた(そういえば、停止する前にも抜かれていた)。事故のようだった。

 

 早く帰りたかったのに…ツイてない*2。のろのろ進むうちに赤色灯とお巡りさんの姿が見えた(見上げるとヘリコプターも飛んでいた)。
 
 
 札幌にいた妻に電話し、状況を説明する。彼女の(遠隔)ナビで、Uターンして雲石峠経由で(太平洋側から日本海側に出て)帰ることとした。
 
 
 あのような大変な事故だとは思わなかった。

 

 自宅に帰ってニュースなど見るうちに、ぞわぞわしてきた。(大袈裟に聞こえるかもしれないが)“死” は近いところにあるのだ。
 
 いつもの調子で走っていたら、本当にそのタイミングで当該箇所に差し掛かっていた。巻き込まれたかもしれないし、高速バスはウチのミロ号だったかもしれない。もしも出発がちょっと早かったら、もしもあのときトイレに寄らなければ、もしもコーヒーを買っていなければ……。
 
 
 やはりショックだったようで、昨夜は変な夢を見た。

 

 日々、ちゃんと生きなければなりませんね。

*1:高速バスは、妻が利用したことがあるルート?である

*2:否、当事者にならずに済んだのは、ツイていた証拠である