カクカクの北海道Uターン週記

「元」日本語教師 /「元」旧司法試験受験生によるカクカクの北海道Uターン週記

紅葉

 今日は仕事で南禅寺付近へ。実は先週、久し振りに風邪を引いてしまい、未だ体調万全ではない。が、(今日のために)木曜日は早退させてもらったりしたので何とか。
 
 京都は紅葉が有名らしい。正直なところ、私としては「へー、そうなんだ」というぐらいの感覚であるが、美しいことは確かである(前にも書いたが、桜には全く興味がない私でも紅葉は見事だなと思う)。
 
 しかしながら、こちらの紅葉は、北海道のそれとは全く異なる。一幅の絵のようだ、とでも表現すべきか、ともかく風景は“人工美”である(語弊があるかもしれないが、人の手が入っている、美しく見せるための工夫がされている、という意)。芸術的な“技巧の極致”であると言えるかもしれない。
 
 北海道のは、手つかずの良さがある。ただそこにあるだけだが、それ自体が美しい(私によると、料理なども同じ傾向があって、技巧を凝らす京都と、素材におんぶにだっこの北海道、である)。
 
 ま、日本人は京都が大好きである。その証拠に、今日の南禅寺付近は凄まじい混雑だったのでありました。
 写真は、ここで何人の犯人が片平なぎさに追い詰められたことか、の琵琶湖疏水(これがここだったことを今日初めて知った私です)。