カクカクの北海道Uターン週記

「元」日本語教師 /「元」旧司法試験受験生によるカクカクの北海道Uターン週記

夏休み!

 学校は8日にサマーコースが無事終わり、翌9日からお盆休みに突入(私はその9日に出張(日帰りだけど)が入っていたので、休みは10日から)。多忙な妻も、10、11と連休が取れたので、この2日間を我々夫婦の夏休みと決め、1泊2日でドライブ旅行に行ってきた。
 コンセプトはリラックスすること。目的地は安芸の宮島錦帯橋である。例によってアバウトなルートを載せときます(なぜこんな大雑把な地図を、と訝る方もいらっしゃるかと思うが、私は病的なまでの方向音痴で地理音痴(未だに京都と大阪と神戸の位置関係が全然つかめていない)。私にとっては、日本全体をどっちに動いたか、ということこそが最大の関心事。自分の備忘として把握しておきたいということでご理解を)。
 
 以下、写真いっぱいにつき、続きを読むからどうぞ。
 
 この2週間ほどは「(休みまで)前のめりに倒れよう」が2人の合言葉となっていた。それほど、私も妻もベリーハードな日々が続いていたのであった。
 仕事もそうだが、熱帯夜で寝不足続きでもあった(おまけに、夜中に起きてしまうと、せっかくだからと五輪中継を見たり…)。最後の何日かはもうフラフラであった。
 
 出発の日(10日)も0:30ごろ!目が覚めてしまい、1:30には寝ることを諦めて起き出した(そういうこともあろうかと、21時過ぎには寝たのだけどね)。起きちまったし出掛けるべ、と出発。睡眠時間3時間でいざドライブへ。
 名神道→(一瞬)中国道山陽道。途中、SAでなでしこJAPANの銀メダルを見たり仮眠したりして、最初の目的地:安芸の宮島へ。
 
 宮島(厳島)は、本当に島(アイランド)で(今回初めて知った…地理音痴)、本州からフェリーで渡ることができる(乗船時間は10分程度。今回はクルマは乗船前に乗り場近くの駐車場に預けた)。島に着くと、奈良のように“わんさか”ではないもののそこかしこに鹿が。
  
 
 宮島は、ご存じのとおり、日本三景の一つとなっており、昔々に行った松島、この4月に行った天橋立こちらのエントリー参照)と合わせて全制覇したことになる(20年ぐらいかかった(笑))。
 海に立つ鳥居と浜の回廊とが平安の昔を想起させ、非日常な趣きに溢れるが、他の二者とは違い、自然美ではなく人工物…イマイチである。
 が、実は潮の干満でガラリと風景が変わるのがミソ。写真は潮が引き気味の時間帯に撮ったものだが、帰るころには海水が増えてきて、さっき歩いたところが水没している。なるほど、面白い(写真右は回廊内)。
  
 
 小一時間歩いたが、暑くて身の危険を感じたので(笑)喫茶店に入ってかき氷(レモンとみぞれ)で涼む。妻は元気で、ばら売りしていたもみじ饅頭(広島ならでは)を購入してパクパクと。
  
 
 再びフェリーで島を後にし、広島焼き目当てに廿日市市街に戻る。“粉もん”なら、お好み焼きよりもたこ焼きや焼きそばが食いたい、という私だが、広島焼きは美味いと思う。今回、その意を強くした。くどくなくヘルシーでいい感じである。カウンターに座って、見事なヘラ捌き?を堪能することもできた。
  
 
 腹も膨れ、そろそろ眠くなってきた我々。今日の宿へと向かう。広島県からさらに西に走って山口県入り(オレンジ号では初山口ですね)。ホテルでのんびり、の前にもうひと頑張り(あれ?コンセプトはリラックスだったはずじゃ(笑))。
 チェックインし、荷物とクルマを置いてから、徒歩にて錦帯橋へ(ホテルからは歩いて数分)。
 
 火サスで片平なぎさも歩いた錦帯橋である。橋は、下を流れる錦川の清涼感と相俟って、風情がある。夏季は鵜飼いを見られるらしく、岸には屋形船も並ぶ。こういう景色は、私にとっては外国のそれ。北海道ではあり得ない光景である。
 くたくたとなってホテルに戻り、温泉に浸かって寝たのが21時前。長い長い1日であった。
  
 
 久しぶりにゆっくり寝て、翌11日は前日とは打って変わって雨中のドライブ。帰るだけなのでトコトコと。反対車線(下り)は、お盆の大渋滞が始まっていて気の毒な状況となっていたが、こちら側は渋滞もなく順調。
 途中で寄ったSAのトイレ外壁に恐ろしく大きい蛾がとまっていたので記念撮影してみました(タバコの箱は、蛾がとまっているのと同じ面にくっつけています)。
 
 
 京都駅前のバシカメに寄り、懸案だったカバン*1(On用…こちら)を購入後に無事帰宅。全行程862kmのドライブ(因みにこの間の平均燃費=19.0km/L)。
 
 私は、いくつかタスクはあるものの基本的には何日かゆっくりできる。妻は再びベリーハードな日々となる。
 リラックスのコンセプトはともかく、久々にちょっとしたドライブできて楽しかった。

*1:使い勝手はまだ分からないが、ジャストサイズのものが見つけられた。もともと高いものではないが、軽く交渉したところディスカウントしてくれたし、いい買物ができた。