カクカクの北海道Uターン週記

「元」日本語教師 /「元」旧司法試験受験生によるカクカクの北海道Uターン週記

二泊三日

 先日急遽旭川へ走り、出前授業を行ってきた私だが、その教え子(中3生)が恒例の?夏休み合宿勉強会のため、我が家にやって来た。二泊三日、缶詰で行う勉強会である。
 
 日曜日の午後に来て、その日は22:00過ぎまで。翌日も朝から22:00まで(私は15:30から18:30まで塾に行っていたので、その間は妻が英語を教えた)。三日目は朝から15:00前まで。彼も後半は相当疲れていたようであるが、こっちも終盤はヘロヘロだった(さらに、その後4時間塾で教えた)。
 
 私はこの前まで、似たような生活(起きてから寝るまでずっと勉強)をしていたわけであるが、疲れたらソファーにごろりとすることもできたし、冷蔵庫から飲み物を取り出してちょっと一服、ということもできた。他人の家での勉強漬けは、中3には厳しいものであったろう。本当にお疲れ様であった。
 
 実は彼は推薦狙いなので、うまくすれば入試を受けずに進学できる(面接試験はあるようだが)。普通に受験勉強をして、入試に臨む子と比べると、気合が入りづらいというか、覚悟が鈍りそうなものであるが、その点、なかなか立派である(もっとも、彼の場合、現状のままでは内申点がちょっぴり足りず、推薦基準に達していないため、モチベーションがどうこうといえるような楽な状況にはないのだが)。
 
 もちろん、いずれにせよ、中学生〜高校生ぐらいのうちに、どっぷりと勉強しておくことは必ず将来のためになる(逆に、そういう経験がないと、後々苦労することになる……私のように。この「どっぷり」を経験するという意味で、高校入試や大学入試は、若い人が通るべき「青春の門」であると私などは考える)。今回は二泊三日という日程ゆえ、「どっぷり」とはいかなかったが、それなりには充実した時間が持てたと思う。
 
 来月の連休には、私が旭川に乗り込んで、再び勉強会を行う予定。今から体力をつけておかないと……。