カクカクの北海道Uターン週記

「元」日本語教師 /「元」旧司法試験受験生によるカクカクの北海道Uターン週記

九州上陸

 今年の正月休みは異例に長く、明日が仕事始めである。
 
 この長期休みを利用して、年末年始は札幌に帰るという選択肢もあったのだが、寒いときに寒いところへ、というのも間抜け。そこで、西の方に行ってみることにした。
 今回のロングドライブのコンセプトは、別府温泉B級グルメの堪能。
 オレンジ号九州初上陸の巻は続きを読むからどうぞ。
 
 
 帰省/Uターンラッシュを避け、また、高速代の節約のため、6日早朝に出、7日深夜(8日未明)に帰ってくるプラン(一泊三日)を妻が練った。アバウトに、名神→中国→山陽→中国道を走り、関門橋を渡るコース(九州ではほぼ下道で)。走行距離は往復で概ね1,350kmぐらいになるかなと心づもりしていたが、実際ドンピシャの1,348kmだった。
 
 オレンジ号は購入以来、1,000kmごとに燃費を計算しているのだが、今回の道中(16,000-17,000kmの1,000km)で、新記録(18.5km/L)を達成! 因みに公式には、オレンジ号:DBA-GE8(6MT)の燃費は、10・15モードで17.4km/L、J08モードで16.2km/Lだから、カタログ値より好燃費をマークしたというわけ(なお、0-17,000kmの平均燃費で16.4km/L。これはこれで立派である)。
 行きは上りがちで5速に落とすことも多かったが、帰りはほとんど6速で走れた。また、帰りは高速に乗ったのが17時過ぎ(徳山東ICから)で、夜間走行が長かったこともあり、90km/h程度で走ることが多かった。この辺が勝因かな。
 
 行きは高速で九州上陸。つまり関門橋を通った。旧愛車で走ったはずだが、まさにあっという間(橋長1,068mとのこと)。おまけに渡り終えてすぐ高速を降りた(門司IC)ので、九州(福岡県)に入った実感ないまま門司港へ。
 
 門司港には門司港レトロという観光スポットがあって、ここでさっそくB級グルメ。当地では“焼きカレー”というのをウリにしているようだが(アバウトにカレードリア的なもの)、節約の意味もあって“焼カレー天”を食べた…と、これが絶品! 実は翌日、再びここに戻ってきて、本家“焼きカレー”も食ったのだが、これはさほどでもなかった(美味かったけど…もちろん2日目も“焼カレー天”はいただきました)。写真は“焼カレー天”(メニューの矢印黄)と“めんたい天”(同赤)。
  
 
 跳上げ橋はGIFアニメで表現してみました(20倍程度の早回し。右は跳ね上がった後を正面から)。下は門司港レトロハイマート最上階(31階)から撮ったもの。関門橋とオレンジ号(黄色○内…意味不明ですね(笑))。
  
  
 
 門司港を出、下道(一部高速)を走って大分は別府入り。至るところから水蒸気が立ち上っていて、硫黄の匂いが(登別が懐かしい)。別府駅前のビジネスホテルに泊まったが、もちろん温泉大浴場付。ゆったりとドライブの疲れを癒したのでありました。
 ホテルからは旭川の友人とSkypeも。念のためにと、Webカメラとマイクを持参して行ったが、甲斐があった。
 
 翌日は帰るだけで、しかもICを降りるのが24:00を回らないと高速代が高くつくので、下道をトコトコと。途中、中津市では、B級グルメ=当地のソウルフード唐揚げを。
 
 大分県はどういうわけか鶏の消費量が多いようで(日本一)、特にこの中津市は唐揚げの町として有名である(らしい…このドライブ前のリサーチで知ったのですが)。
 KFC(私の略ではドチキン)が出店するも数年で撤退した、という逸話があるほど、この町は、唐揚げ。有名店のを購入し、道の駅で食してみた。うーん、美味。北海道のザンギによく似ているが、それをよりソフィスティケイトした感じである(しかも安い)。
 
 風は冷たかったが、景色は南国ですね。写真右は帰りに通った関門トンネル内(いずれも走行中…助手席より)。
  
 
 長かった冬休みも終わり、再び明日から日常である。今月は再び独身となる予定があり、何かといろいろあるが、今年もしっかり仕事をしよう。たまの息抜きを楽しみに。