カクカクの北海道Uターン週記

「元」日本語教師 /「元」旧司法試験受験生によるカクカクの北海道Uターン週記

Let'snote

 このところ寝不足続きである。例によって多忙ではあるが、それだけが理由ではない。実は水曜日に 新しいおもちゃ を手に入れたのだが、週末までは手を付けまいと決めていて(そうしないと本当に寝不足になることは明らかである)、しかしやはり気になってよく眠れない、という状態だったのである。
 こういう心持ちを北海道弁では “おだつ” という。小学生は遠足や運動会などのイベントを前に、おだつ。いい大人はおだったりしない(あるいは隠すないしコントロールする)のが通常なわけだが、私は“いい”大人ではないようである。
 
 おもちゃというのはパソコン(右は開封前の写真。例によってサイズ比較でタバコを乗せときました)。前にもちらっと書いたが遂に購入した。Let'snoteのJシリーズ(ハイスペモデル=CF-J10UYNHR)である。箱を横目で見ながら、周辺のブツをAmazonなどで購入。ポチるたびに高揚感がいや増す、という状態であったのである。
 因みに、開封前に購入したブツは、ウィルスセキュリティソフト、増設用メモリ(4G)、(旧PCからの引越し用)USBメモリ(16G!)である。増設用のメモリは3,000円強、USBメモリは2,000円弱であった。デフレですなあ(パソコン本体は、妻が交渉して購入してきてくれた(@バシカメ)のだが、大変安く買えた。Let'snoteは、とにかく高い。フルスペックだと40万円以上!という、この時代には考えられないようなプライスタグがつく。しかし今回は、それはまあビックリするほどうまくいった。ひとえに妻のお陰である)。
 
 金曜は夜なべで残業(@自宅)し、昨日早くからPC作業に入った。
 とりあえず従来の母艦=LaVie(15.4インチノート、06年秋購入)からVAIO(13.3インチ、10年春購入)に必要ファイルの引越し(LaVieは勤務先にもらわれていくことになっている)。LaVieVISTA発売直前に購入したもので、VISTA移行を視野に入れて結構ハイスペックなものを選んだ(VISTA Premium Ready)し、購入時にメモリも倍にしてある(しかし結局、当然のように移行はせずXP(SP3)のままで使用)。第2の人生もバリバリと働いてくれるだろう。
 引越しには、用意したUSBメモリが大活躍(くどいようだが16Gとは!)。データを抜くのに1時間。それを移すのに15分ぐらいかかったろうか。この際だからと徹底的に断舎利。手間だったのは\Documents and Settings\***の***部分の修正であったが、どうにか済ませ(クリーンインストールはせず。レジストリに残っているかもしれないが、職場でメンテするのはどうせ私である)、いよいよLet'snoteのセットアップである(ここからは写真たくさんゆえ「続きを読む」からどうぞ。なお、参考までにVAIO購入時のレビュー記事はこちら)。
 
 今回のブツはB5サイズであり、小さく、軽い。箱を持っても軽かったが、開封してブツだけ持つと本当に軽い(マニュアルの類が結構重かった。バッテリを装着するとさすがに少し重くはなったが、それでも超軽量といってよい。カタログによると質量は1kg程度とのこと)。
 VAIOには大変満足しているのだが、毎日持ち運ぶには大きくて重い。また、そもそもモバイルするには不安が大きい(衝撃等)。「小さくて軽く、VAIO並の性能を持ち、タフであること」が、新パソコンに求める要件だった。性能の比較として、エクスペリエンスインデックス(右:数字がいいほうがJ10)を載せときます(VAIOはメモリ4G、J10は同8Gにそれぞれ増設後の数字)。
  
 
 今回のLet'snoteは、B5サイズで、第二世代のCore-iシリーズを搭載する。また、Let'snoteのタフさについては、今さら言及するまでもないだろう(J10シリーズは、例のボンネット構造をやめたのだが、専用の(合成?)皮製カバー(ジャケットと呼ぶ…写真は後で)でくるむことで、従来通りの頑丈さを保っているという)。
 
 一刻も早くセットアップ作業にかかりたい気持ちを抑えて外観の撮影。VAIOとの比較でも小ささを感じるが、そのVAIOも相当小さいので念のため。
 
 液晶を開けてみる。
 
 キーボード部分にタバコを置いてみたが、横方向で3本分弱、縦方向だと2本分弱である。
  
 うーん、小さいねえ。キーボードは工夫を凝らして打ちやすくしてある(キーの右下と左上が丸まっている。VAIO購入記のエントリー(こちら)で書いた「キー裏側に爪が引っ掛かるという例の現象」防止であろう)とのことだが、相当慣れが必要かな(この点、VAIOアイソレーションタイプキーは実によい)。長文タイプの際はVAIOを使ったほうがよさそうではある(が、このブログはLet'snoteで打っている←おだっているため)。
  
 上に書いたジャケットを装着してみたの図。このジャケットを付けていれば、そのままカバンに放り込むのにも抵抗がない。ただでさえ厚めのボディが更に厚くなってしまうが、堅牢なものはそういうものである(CASIOのG-Shockを想起されたい)。これも機能美、ということで納得することにする。試してみる勇気はないが、76cmからの落下(仕事机を想定)、100kg重の圧迫(満員電車を想定)にも耐えられるとのこと(J10ではないが、Let'snoteシリーズには、防水(本当はキーボード防滴)のモデルもある)。
  
 
 一通りセットアップを済ませ、無線LANに接続する前に、WiMAXにつないでみた(購入と同時申込みということで、10,000円引きになっている)。自由にネット接続ができなければ、モバイルの意味は大きく損なわれる。エリアが狭く、不安定というような噂も耳にするので、「使える」か否か、戦々恐々としていた。
 昨日何度か計測してみたが、自室で3〜4Mbps程度出ていた(下り。光回線無線LANだと20〜30Mbpsぐらい)。ときどき途切れたりしていたが、実用上大過なくまあまあである。エリアがどうかはこれから様々な場所で試してみようと思う。
 
 ということで、自由自在に使いこなせるようになるまで1ヶ月ぐらいかかるかな(それまではやはりVAIOを使うかな)。当分、刺激的な日々が送れそうである。
 
 そうそう、先週は妻の誕生日があった。公私とも、いよいよ年末モード突入である(実家から送ってきたイカ飯、帰宅途中に購入したケーキでお祝いしました)。