カクカクの北海道Uターン週記

「元」日本語教師 /「元」旧司法試験受験生によるカクカクの北海道Uターン週記

VAIO延命へ

 年明けに、メインマシンであるLet'snote(Cf-J10)をWindows10化したことをエントリーした(こちら)。

 その後、非常に快適に運用できており、ああよかったなとしみじみと感じる今日この頃である。

 

 

 で、サブマシンのVAIO(VPCS119FJ)。2015年夏に突然立ち上がらなくなった際にクリーンインストールした(こちら参照)のだが、ここ3か月ぐらいは何をするにも重くて実質的に使い物にならない(例えば、Chromeを立ち上げるのにも分単位の時間がかかる)状態となっていた。

 

 妻が、ネットサーフィンをしたり家計簿をつけたりするのに使っているのだが、流石に可哀想で見ていられなくなり、昨夜環境再構築を敢行した。

 

 2010年5月購入のブツ(こちら参照)なので相当古い(Let'noteよりもさらに1年半古い)のだが、CPUは一応Core-iシリーズ。RAMも4GBあるので、頑張ってWindows10をぶち込んでみようかと*1

 

 本機は、Windows10はおろか8も未サポートのようなので、ドライバ類が心配だが、やってみて動かないようなら(不本意ではあるが)工場出荷時に戻せばいいだけである。失うものはない。

 

 必要なバックアップを取り、Let'snoteのときと同様、16GBのUSBメモリからいってみた。時間がかかった(2時間以上かかったかな)が、何とかインストール完了。

 

 インストールが50%程度進行したあたりから画面が暗くなりほぼ見えない状態になったが、VAIOでは既知のトラブルのようで、事前に調べてあった方法(レジストリを弄る*)で乗り切った。

 *参考までに弄った個所は以下

<HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\Control\Class\{4d36e968-e325-11ce-bfc1-08002be10318}\0000>のFeatureTestControlの16進数値を「fb20」に変更

 

 引き続き、Officeをはじめ、いくつか必要なソフト*をインストール。

 *具体的には以下

 AdobeAcrobatReader(.pdfファイルビューワ)
 CubeICE(圧縮・解凍)
 CCleaner(メンテ)
 ClassicShell(UIをWindows7風に)
 GOMPlayer(ミュージックプレーヤー)
 GoogleChrome(ブラウザ)
 iTunesiPhone連携)
 MicrosoftOffice
 Syncios(iPhone連携)
 WindowsResourceKits(メモリ解放=後述)
 WiseCare365(メンテ)

 

 ↑のうち、WindowsResourceKitsについて簡単に。これは何かというと、Microsoft謹製のメモリ解放アプリ。以下の手順を踏むことで、定期的かつ自動的にメモリ解放が実行されるようになる。メモリ少なめのPCにオススメです。

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1)アプリをダウンロード(直リンク)し、<rktools.exe>をインストール(英語)

2)C:\Program Files (x86)\Windows Resource Kits\Toolsにある<empty.exe>をC:\Windows\System32にコピー

3)バッチファイルをインストール(直リンク)して解凍し、<empty.vbs>を、同じくC:\Windows\System32に移動

4)タスクスケジューラで<empty.vbs>を任意のタイミングで実行するよう設定(私の場合は「朝700から30分に1回実行」に設定)

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 赤い矢印のところでメモリ解放が実行されたことがわかりますね。

===

  

 もちろんまだ全部を試したわけではないが、今のところ概ね大丈夫そうで、拍子抜けするぐらいである。

 

 こうして、VAIOの延命計画が成功した(かな)というわけである。

 

 …あ、プリンターを設定しなきゃ。

 

*1:Windows7の再インストールだと、せっかく作業しても余命10か月ということになってしまう