カクカクの北海道Uターン週記

「元」日本語教師 /「元」旧司法試験受験生によるカクカクの北海道Uターン週記

沖縄の味

 まずは写真をご覧いただきたい。
 
 
 ドラゴンフルーツである。まれに旅番組などで紹介されたりするので、「名前ぐらいは」という方もいるかもしれない。私も見知ってはいた(うろ覚えだが、例の東国原知事が、宮崎の物産として紹介していた気もする)が、実物は初めてである。写真は、レッドドラゴン(切ってある方)とホワイトドラゴン(そのままの方)の2種。
 
 一体これは、果物なのか野菜なのか、いくらぐらいするものなのか、どうやって食せばいいのか、味は、食感は???……疑問は尽きないことと思うが、とりあえずはなぜこれが我が家にあるのかを説明せねばなるまい。
 
 ズバリ、いただいたのである(それ以外にはほとんど考えられないですね)。妻は居酒屋で働いているわけであるが、彼女がそこのお客さんに(送って)いただいたのである。お店には内地からの観光客がたくさん来るらしいのだが、その中に、妻のことを気に入って、帰ってからも写真やお手紙を送って下さる方がときどきある。今回は、沖縄出身のお客さんにいただいたのである。
 
 もちろん私は一面識もないのだが、その方(我々より上の世代の女性)は今は埼玉在住だということなので、わざわざ沖縄から取り寄せて送って下さったということ(他にも、サーターアンダーギーや豆腐よう(食偏に羹)など、沖縄ならではのものを大量に)。
 
 私は、学生時代に2週間ほど沖縄旅行をしたことがあるので、何となく沖縄びいきである(「北海道から来た」ということで、どこでも珍しがってくれ歓待してくれた)が、今回のことで一層沖縄ファンになったというわけである。
 
 さて、上の疑問について少しだけ。ドラゴンフルーツはサボテンの仲間らしい。皮をむいてそのまま食べることができる(我が家ではヨーグルトに入れて食べている……まだレッドの方しか試していないが)。味は、薄めではあるが「甘酸っぱい」という形容詞が適当か。食感も含めて、キウイフルーツに似た感じかな(そういえば、切り口などは見た目も似ている?)。