直前模試の第3弾及び第4弾を受けてきた(点数は下表を参照。直前模試全4回分の結果も合わせて載せときました。< >内は偏差値)。
まず、昨日の総択2回だが、30点台というちょっと待ってよ的な点数を叩き出してしまった。しかも、やってる最中は「前回=総択1回=よりはかなり易しいな」と思ったりしていたので、採点時は正直言ってショックだった。憲法はまあいいとして、民・刑が悪すぎる。ケアレスミスや、魔が差したというほかないようなミスもあったりしたが、それにしてもこれではどうしようもない(危機感はないとかいっていたが、こんな出来では絶望感一杯である(笑…ってはいられない(泣))。
言い訳しておくと、1.お腹の調子がやや悪く、ゴロゴロ気味だったことと、2.前日眠れず結構な寝不足であったこと。しかし、真の敗因は、しっかり答を出してから次に進む、という基本を忘れてしまっていたことである(特に刑法において顕著であった)。ごく簡単にいうと「解き方が雑だった」ということになる。
一期一会という言葉があるが、2〜3年前の択一前に「一問一会」などと称して模試を受けていた時期(=対合推20連勝とか記録していた時期)がある。3時間半の中で、1度取り組んだ問題を再び検討する時間はない。そこで、その問題に取り組む際には、「この問題にはもう2度と取り組めない。だから、悔いの残らないようにしっかり考えてマークするぞ」、ということを心掛けていたわけである。そういうことを60問(何問か捨てたとして55〜6問)通して実践すべきである(深く反省)。
本試験でなくてホントよかった…といわざるを得ない不本意な総択2ではあったが、上に書いたようなことを思い出せただけで意味があった。本試験前の貴重な時間(及びお金)を使った甲斐があったというものである。
このような失敗を経て、今日は本試験前最後となる模試=全択2回を受けた。昨日のショックは、実はかなり深刻で、夜はうなされて全然眠れず、2日連荘の寝不足で受けることとなった。
とにかく、一問一会。しっかりと丁寧に解く。時間が足りなくなることもあるだろうが、そこは上手に捨てることで何とかなるはずである。…などと考え、集中を高めていくことを心掛けていた。実は「集中する」というのは諸刃の剣で、「緊張する」につながりかねないのだが、昨日の状況を考えると、そんなことはいっていられまい。
しかし、流石に緊張してきたので、外を眺めに廊下へ(会場は札幌駅に隣接するビルの19Fにある)。せっかくなので、写真を撮ってみた(が、駅の東側なので200万都市札幌、という感じが全然出ていない。本当はもっと都会です)。
開始の合図の後、ざっと全体を見回す。憲法で時間がかかることが予想できたので、それを念頭に置いて刑法からスタート。これがとことんパズルで時間がかかる。とりあえず、数問飛ばして憲法へ(この時点で15時ちょうど)。やはり時間がかかり、数問以上飛ばして民法へ。これも細かくてなかなか肢が切れないが、数問飛ばして残り15分。残った時間で飛ばしたものをすべて検討するのは到底不可能なので、時間さえかければ確実に正解を導き出せる刑法を検討することに決め、2〜3問解く。残りがもう1分もなかったので、マークできていないもの(憲法数問以上+民法数問+刑法2問)すべてに「2」をマークして終了。
こんなに捨て問を作ったことはない、というような出来となってしまった。連荘の疲れと寝不足のせいだ、と考えようとするが、やはり、昨日に続いて暗澹たる気分で帰宅。が、ちょっと情報収集してみたら、今日のは客観的にも難しめだったようである。もちろん、だからといって安心できるわけではないが、総択1回目のような主観と客観との乖離(自分は難しいと感じ、周りは易しいと感じる)は最も良くない傾向なので、そういう意味ではホッとした。
総択1回 | 全択1回 | 総択2回 | 全択2回 | |
---|---|---|---|---|
4/20実施 | 4/27実施 | 5/3実施 | 5/4実施 | |
憲 | 13 <52.9> | 12 <52.3> | 13 | 11 |
民 | 14 <54.2> | 14 <54.8> | 11 | 13 |
刑 | 14 <57.4> | 18 <63.2> | 14 | 18 |
計 | 41 <55.6> | 44 <58.3> | 38 | 42 |
合推 | 45 | 46 | 46 | 43(予想) |
+− | ▲4 | ▲2 | ▲8 | ▲1 |
備考 | 確定 | 確定 | 暫定 | 暫定 |
来週は、しっかり頭を使って勝負してきたいと思う。「実力が発揮できること」を祈っていて下さい。それさえ実現できれば、落ちても悔いはありませんので。
余裕があれば、ページを一度更新しようと思いますが、できないかもしれません。よろしくご了承下さい。