カクカクの北海道Uターン週記

「元」日本語教師 /「元」旧司法試験受験生によるカクカクの北海道Uターン週記

MortScript

 当地は最近とみに寒くなり、省エネ/節約を旨とする我が家でも2〜3日前から朝はストーブの利用を余儀なくされている。考えてみればもう10月も終わりであり、気温は常識的な数値。今までが暖かかったということだろう(ストーブ稼動は去年よりも1週間以上遅い)。
 
 私はといえば、前のエントリーに書いた法事を境に、やや時間に追われる生活に突入しつつある。今週末には例の旭川の中2生が再び合宿(泊まり)に来るし、文化の日には「3時間×2=6時間」という家教予定が入っている(試験前につき)。さらに、来月(=来週)からは、今まで空いていた火・金曜日にも塾の仕事が入り、その結果、私のデフォルトの予定は、以下のようになる(もしかしたら、土曜日に「家教丁」が入るかも)。
 

 家教甲(北区)、同乙(東区)
 塾(清田区
 家教丙(中央区
 家教甲、同乙
 塾

 
 これで、何年かぶりに、ウィークデーがすべて埋まった。極めて窮屈な思いがするが、普通の人はこれが当たり前なのだろう(私も何年か前まではこういう、否、こんなものではないタイトな生活をしていたのだ!)。こういうときに限って、新しく家教の紹介が来たりする(マーフィーの法則)わけだが、丁重にお断りしている状態である。
 
 そろそろ勉強シーズンともなるし、こうなると、今までのように、[es]のカスタマイズにも時間が掛けられなくなることは必至。そこで、今のうちにと、長いこと試そうと思っていた噂の「MortScript」を、遂に導入してみた。
 
 これは(私の理解では)、「MortScript.exe」が入っているデバイスで、ルールに従って記述したスクリプトを実行すると、いろいろなことができるというツールである。敷居は高いが自由度も高く、非常に面白そうである。
 
 私のような門外漢には、「スクリプトを記述する」というのは、「プログラミングする」というのとほぼイコールのイメージ(ド素人丸出し?)。しかし、ネット上には有志の方がまとめたマニュアル/解説等があるし、いくつかのサンプルも落ちているので、その気になれば勉強できるようではある。
 
 まずは、人のふんどしで相撲を取ってみようということで、ネット上から「現在時刻の読上げ」のスクリプトを見つけ、実行してみた……と、[es]が喋り出すではないか(「○時×分」というだけであるが)!!! これは面白い。
 
 マニュアルの中の簡単そうなコマンドを斜め読みし、自分でもスクリプトを書いてみた(わずか2行(笑))。……そうすると、思った挙動が得られるではないか!!! このときの感覚は人生で初めての種類の喜びであった。
 
 ということで、その初スクリプトをおそれながら公開させていただきます(笑)。何かというと、以前にインストールしたサイコロアプリ「PocketDiceRoller」(こちらのエントリー参照)で、サイを振ったときに音が出ないことを残念に思っていたので、コロコロと音が鳴るようにしたのである(たったこれだけ)。
 さあ、全国の「PocketDiceRoller」ファンの皆様、お待たせ致しました(笑)!!
 
*注意書き*
 全く理解できていない私なので、(まずないと思いますが)万一以下を試してみようという場合は自己責任でお願いします。また、記述にミスがあればどうぞご指摘下さい。今のところいい感じで動いてはいますが……。

 
<用意するもの>
 A)「PocketDiceRoller」本体
 B)いうまでもなく「MortScript(4.1)」
 C)テキストエディタ(PWordで可。母艦のメモ帳で編集し、デバイスに移すのもアリ)
 D)任意の.wavファイル(1秒程度の長さが適当。「サイコロ」「.wav」等でググればいくつかヒットするはず。私はファイルDL後、「Dice2」とリネームした)
 E)さらに、キー割付け用に「SortInchKey」
 
<手順>
 1.あらかじめ、各アプリ及びファイルをインストしておく。
 
 2.テキストエディタで以下の2行を記述する。

 MouseClick(100,500)
 Playsound("\Program Files\MortScript\Dice\Dice2".wav)

 注)↑で、緑色の部分は、.wavファイルへの「フル」パスを書いて下さい。
 
 
 3.これに適当な名前をつけ、拡張子を.mscrにし(ここでは「Dice.mscr」とする).wavファイル(「Dice2.wav」)と同じフォルダ(同「\Program Files\MortScript\Dice」)に置く。
 
 
 4.「SortInchKey」で、「PocketDiceRoller起動時アクションキー短押し」を「Dice.mscr実行」に割り当てる。
   
 
 以上ののち、「PocketDiceRoller」を起動し、アクションキーを押してみて下さい。サイが振られ、同時に音が鳴れば成功(画と音の長さが合わないという場合は、PDR側の「Speed」を変えるか、.wavファイルを編集する)。
 
 ま、だからどうしたということではあるのだが、私にとっての「HelloWorld」体験だったということでご笑覧いただければ幸いである。
 
 なお、そのうち更新予定の別ページもご覧下さい。