道産子になじみのない「ちまき」。その謎の言葉は、童謡「背くらべ」に登場する。
柱のきずは おととしの
五月五日の 背くらべ
この後である。
粽(ちまき)たべたべ 兄さんが
計つてくれた 背のたけ
とある。なるほど、「ちまき」というのは食べ物であることがわかる。
実は、人生で2〜3度、この「ちまき」というのを食したことがある…と思っていた。しかし、私が「ちまき」だと思っていたものは「中華ちまき」だそうで、歌に出てくる「ちまき」ではなかったのである(地方により定義は違うのかもしれない)。
大阪の調理専門学校に進学した卒業生がいて、時々“作品(お菓子)”をお土産に学校を訪ねてくれるのだが、この間持参してくれたのがこの「ちまき」。同僚に「ちまきを知らないとは本当に日本人か?」と馬鹿にされつつも、いただいてきた。
コレである。左を剥くと右になる。食するのは白く見える部分で、ういろうのようなものである。
学校の職員室で、皆でいただいた(他にもシュークリームなど極めて本格的なものを持ってきてくれた)のだが、皆で食べられるように、と気を遣いすぎて2本余り。それを妻へのプレゼントとしていただいて帰ってきたというわけ。いやあ、珍しいものを食べた。
仕事は、今日から3連続で土曜出張が入り、いよいよピークへの階段を上り始めている。ピークというのは来月中旬から8月前半まで(長いなあ(笑))。