単身生活者の食糧を考えてみる(因みに、「食糧」と表記すれば主食を、「食料」と表記すれば主食以外を指すようである)。
調理をほとんどあるいは全くしなくて済む、という限定を加えると、パン、カップ麺、弁当が考えられるわけだが、それらを、手間(作る、捨てる)、コスト、味、満足度の面から分析してみる(「栄養」も加味すべきながら不明につき割愛)。
パン | カップ麺 | 弁当 | |
---|---|---|---|
作る手間 | ナシ | お湯沸かす | ナシ |
捨てる手間 | ラク | ややかさばる | かさばる |
コスト | 美味いものは高い | やや高い | 高い |
味 | それなり | 美味い | 最高 |
満足度 | 他の何かが必要 | まずまず | 最高 |
その他 | 保存が利かない | 火傷に注意 | 保存が利かない |
このように、どれも「帯に短し」状態なのだが、強引にまとめると、とにかく簡便に済ませたいときはパン、ゆとりあるときには弁当、カップ麺は両者の中間、ということができよう。
…と、ここから大きく持論を展開したいところなのだが、今日はここまでに止め、以下カップヌードルごはんの話(笑)。近畿六県のみの限定で発売されたものの、あまりの人気に生産が追いつかず、今日現在一時発売休止状態となっている(8月20日より)。詳しくは日清のサイトをご覧いただくとして、先日妻が帰札する前に置き土産として買っておいてくれた「SeaFoodごはん」のレビューを。
まず、外観。
逆台形の6面体だが、お馴染みのカップヌードルシリーズと同じ意匠。箱を開けると、袋が3つ(スープ及び具と、ライス、そして仕上げに入れる香味油)。
それらを取り出して指定のラインまで水を投入。その後、スープ及び具、さらにライスを入れて混ぜ合わせる。
で、箱のふたを閉じ、レンジで5分半程度チン(さらに1〜2分蒸らすとよいらしい)して出来上がり。
味はというと、確かにヌードルのそれと似ているが、ヌードルの方が数段美味い。また、液体要素がない分、量も少なく感じる(パッケージには「おにぎり約2個分」と書いてある)。作る手間を考えると、自分で買って食うことはないな。
なお、私は小学生の頃からのカップヌードルファン。最も好きなのはオリジナルである。