京都行きまであと1ヶ月。経験則上、向こうに行って恋しくなるのは、当然ながら向こうでは手に入らないものである。北海道弁しかり、雪しかり。そんな中でも別格なのが札幌ラーメンである。
同じラーメンなのに、どうしてこんなに？と思うぐらい違う。中には「札幌ラーメン」という看板を掲げる店もあるわけだが、そういう店のラーメンに限って“札幌風”ですらないことが多い。
恐らくは、（少なくともラーメンについては）味覚のメルクマールが異なる（道産子が美味いと考えるラーメンを必ずしも正義と考えない）のだろう……というのが内地生活10年で得た結論である。
ということで、しばらく食べられなくなる札幌ラーメン。せめて食いだめしておこうと、少し前から、毎週末はラーメンを食いに行くことにしている。今日は前に住んでいた家の近所（西区）の有名店へ。何が有名かといえば、「もやし」（写真は妻の発注した味噌ラーメン。上からの図と横からの図）。私はこの店で最も美味いと思う広東麺を発注し、心行くまで堪能したのでありました。
