カクカクの北海道Uターン週記

「元」日本語教師 /「元」旧司法試験受験生によるカクカクの北海道Uターン週記

京都へ

 寝台のガタゴトが子守歌になるかと思った私であったが、興奮と緊張であまり眠れず、早くから起き出して車窓を流れる景色を眺めていた。今日はほぼ10年振りに京都に乗り込むのだ。
 
 9時半過ぎに上野着。そのまま山手線で東京駅に行き、そこから新幹線(ひかり。フルムーンパスのお陰でグリーン車に席を取ったが、これが広いの何の!)に乗って京都へ(写真は京都駅の大階段中央に設置されたクリスマスツリー)。
 
 
 久し振りの京都はやはり懐かしいが、周囲を普通に飛び交う京都弁には新鮮さを感じた。私はかつて、この街に暮らしていたのであった。
 
 駅で軽く昼食をとった後、歩いてホテルへ。大先生に会うので、寝台疲れの「よれよれ」ではマズいと思い、ヒゲを剃り、シャワーを浴びて、精々こざっぱりと身だしなみを整える。で、地下鉄で日本語学校へ(妻とはその途中で別れた。いざというとき?は電話で呼び出すこととしておいた)。
 
 学校の皆さんは、驚くほど変わっておらず、私が最も老けたようだった(が、私も「全然変わらないね」といわれたりした)。そして、明るく暖かく私を迎えてくれた。
 
 その後、結局妻を呼び出して、「大先生」と以前の同僚の4人でお食事へ。そこでじっくりとお話しを(具体的内容については今は触れない。goodというよりはbetterであったということをご報告しておく)。
 
 今はホテルに戻って一服。妻はもう休んでしまった。今回の旅行のメインイベントその1がいい形で終了し、寝不足もあってやや脱力気味である。明日はどうしようか。場合によっては、とあえて予定は入れていない我々なのであった。