カクカクの北海道Uターン週記

「元」日本語教師 /「元」旧司法試験受験生によるカクカクの北海道Uターン週記

ブォブォーッ(バリバリバリ)

 昨夜はうるさくてまるで眠れなかった。その原因たる音が↑のブォブォーッである(その後ろの「バリバリバリ」は振動音)。
 
 この音が聞こえたのは昨夜が初めてではない。寒くなってから、聞こえる日は聞こえていた(1日数回程度)のだが、何の音かは不明であった。下手糞な奏者が巨大なチューバを吹いている、といった音で、1〜2秒ほど続く。で、音が止むと同時にバリバリ若しくはズズズズ的振動がするのである。音量も、部屋の中でチューバを聴いている程度=かなり騒々しい。昨夜は、この「ブォブォーッ(バリバリバリ)」のセットが1時間に複数回のペースで響いていたのではなかろうか。
 
 眠れなかったのは妻も同様だったようで、彼女は眠ることは諦めて布団の中でその音の分析をしていたらしいのだが、朝起き出してから二人で検討したところ、どうやら換気口から入ってくる風(閉めてはいるが)が、ある条件を満たすとまさに管楽器よろしく音を奏でてしまうようである。
 
 当地は昨夜、猛吹雪であり、強い北風が吹いていた(余談だが、「眠れぬ夜」のことを英語で「White night」という。昨夜は文字通りのホワイトナイトだったわけである)。その風が偶然にも、絶妙な具合に条件をピタリと満たしたのではないか。
 
 お陰さまで今夜は南風らしいので、恐らくはチューバは鳴り響かないはずである(希望的観測)。