カクカクの北海道Uターン週記

「元」日本語教師 /「元」旧司法試験受験生によるカクカクの北海道Uターン週記

決戦

 神田のホテルで起床。今日は昼に大先生とのアポが入っているので、ヒゲを剃り、ファイト一発をグイっと一本。決戦に備えて気合いを入れる。
 
 「決戦」というのは無論比喩だが、私の意志を先生にきちんとお伝えすることができなければ、事態を展開することが叶わない。そういう意味ではまさに今日は大勝負の日なのであった。
 
 約束の四谷駅で無事に先生とお会いした後、タクシーに乗って先生のお気に入りだというペルー料理店へ(この辺りは、いかにも海外生活の長い先生らしいところ)。
 
 そこで食事をとりながらじっくりお話しを。例によって内容については触れないこととさせていただくが、結論としては「大苦戦の末の辛勝」ながら、勝利を収めることができた。
 
 先生には何度も頑固だと言われたが、決定事項が大きなものであればあるほど、自分の意志で決めなければならない(そうでないと、うまく回らないときに誰かのせいにしてしまう)。とにもかくにも、今日の「勝利」をもって、私の来春以降の生活が事実上決定したのであった。
 
 今日は、夕方発の北斗星に乗って一路北海道へ、の予定であったが、今回の旅で新幹線の魅力にとりつかれた我々。そこで、東北新幹線を利用することにした(新幹線である程度北上してから北斗星に乗り移る……まさしく2時間サスペンス!)。せっかくなのでどこかで何か美味しいものが食べたいぞ。
 
 ……というわけで、宇都宮(=餃子)をチョイス(今考えると、福島=喜多方ラーメンという選択肢もあったかな)。写真は、先日人為的ミスでポキリといって有名になった餃子像。昨日も食した餃子であるが、流石は餃子の街宇都宮。美味しくいただきました。
  
 
 それにしても疲れた。北斗星のベッドの上で、ゆったりと今日の大一番を振り返る私である。