カクカクの北海道Uターン週記

「元」日本語教師 /「元」旧司法試験受験生によるカクカクの北海道Uターン週記

春?

 さて、いよいよ3月。春である。
 
 
 
 
 
 
 …と書きたいところなのであるが、札幌は未だ雪深く、春の「は」の字も感じられない状況である。今週も、「毎日」「大量に」雪が降り、外の景色はあきれるほど真冬である。こんな3月は、まず珍しいのではなかろうか。
 
 お陰様で、引越し後は雪かきの苦労が100%ない(すべて大家さんがやってくれる!…もちろん実際に作業をするのは「業者」という場合もあるだろうが)ので、その方面は大丈夫。また、市内の主要な道路は、しっかり排雪(はいせつ、と読む。夜中など一時的に道路を封鎖して、除雪車で雪をはね、それを何十台もの大型車が雪捨て場に運ぶ作業である)がなされ、物凄い大雪があっても、一両日中にはキレイになり、それなりに車が走れるようになる。そっち方面もOKである。
 
 歩道の排雪は流石に二の次ということなのか、結構スゴイことになっている場合もあるが、札幌っ子は冬は必要以上に出歩かないので、さほどの影響はない。小学生などは、登下校で雪まみれ、ということになるケースもあるだろうが、それはそれで楽しいものである。
 
 ウチは、妻の帰りが概ね地下鉄の最終付近という時間になるので、色々な意味(防犯及び私の運動不足解消等)を込めて、私が地下鉄駅まで徒歩で迎えに行くことにしているのであるが、右の写真はそのとき(深夜0時過ぎ)撮ったものである。
 
 大雪の状態がうまく伝わらないのがもどかしが、ここはサイクリングロード。本来は真平らな場所である(人が歩くだけのスペースを確保するため、雪を両サイドに積んでいったのであろう)。本当はもっとスゴイ状態の写真を撮って載せたかったのだが、そういうときはケータイのカメラが使えない(防水ではないので)。残念。
 
 
 景色が冬のままでも、時間は流れる。母の日までは70日程度となっているし、塾の方も、来週には公立校入試。それが終われば卒業式→春休み→新学期、となる。私が最も嫌いな時期の到来というわけだが、今年に限ってはやはり春が恋しい(それだけ本格的な冬だった)。次は、「春っぽい写真」を載せたいところである。
 
 
 *追記) 昨日は気温が6℃まで上がり、ごっそり積もっていた雪がかなり消えた。冬の勢いも、時間の流れには勝てないようで。