カクカクの北海道Uターン週記

「元」日本語教師 /「元」旧司法試験受験生によるカクカクの北海道Uターン週記

さらにカスタマイズ

 ここ数日、札幌は寒く、けっこう雪も降って、かなり冬っぽくなった。自転車も春まではお役御免というところ。妻も、出勤の手段を地下鉄からバスへと変えた(最寄の駅まで自転車で行っていたので)。私も、本格的に雪道になったら車通勤はやめるつもりである(時間が読めないため)が、まだ11月、流石にそこまで「冬」ではない。
 
 今週は金曜日が旗日だったので塾はお休み。日中勉強し、夕方からは、今や趣味となったスマートフォンのカスタマイズ、という日々であった。
 
 このサイトの読者の方には全く意味不明のことであることは百も承知なのだが、せっかくなので「今週のカスタマイズ」(笑)について少々説明させていただく。脳味噌の活性化につながると思ってお付き合い下さい。

 
 見た感じ、大きな変化は背景であるが、これはパソコンの壁紙変更みたいなもので、特別な何かをしたわけではない(従来のものでは文字が読みづらく感じたので泣く泣く変更)。
 
 今週も数種のアプリを導入してみたのだが、そのうち2つを紹介する。使い勝手が抜群に良くなるアプリ(甲)と、携帯情報端末を操っていることを自覚させてくれるアプリ(乙)である。
 
 
(甲)について
 
 これは、ソフトキーをランチャ(ショートカット集みたいなもの)として使えるようになるというアプリ。地味ながら、もう2度と手放せないと思えるほど便利なアプリである。ソフトキーというのは、左右の一番下に出ているメニュー(上の写真参照)を押すためのキーである。先週の写真の状態でいうと、電話についているあるキーを押すと「ライトメール」ソフトが、別のあるキーを押すと「連絡先」ソフトがそれぞれ立ち上がるということになる。
 
 何かソフト(例えばメールソフト)を立ち上げようと思った場合、パソコンだと、デスクトップに置いてあるアイコンをダブルクリックする、というのが通常ではないだろうか。これに対し、スマートフォンでは、親指でどこかのキーを押してソフトを立ち上げる、という方法が便利である(私見)。Today画面(デスクトップ)にアイコンを並べておくことも(ある種のアプリを導入すれば)可能ではあるのだが、それは、画面の面積が絶対的に狭い点と、両手を使わなければならない(画面をスタイラスペンでタップすることになる)点で、イマイチなのである。
 
 で、ソフトを立ち上げる役割を果たすのがソフトキーなのだが、これが2つしかついていない。よって、パッと立ち上げられるソフトは(専用のキーが割り当てられているインターネットブラウザとメールソフトを除くと)2つしかないことになる。このことは、実はスマートフォンの弱点の1つである。
 
 そこで、今回のアプリが登場するのであるが、これを入れると、ソフトキーに何種類ものソフトを登録できるようになって、キーを2回押すだけで、様々なソフトを立ち上げられるようになるのである。私はとりあえず両ソフトキーに10種程度ずつソフトを登録したので、デフォルトのままだと<キーの数×1=2つ>しか立ち上げられなかったソフトの種類が、10倍にも増えたことになる(右の写真は、左ソフトキーを押下した状態)。 
 
 
(乙)について
 
 右の写真をご覧いただきたい。次の地下鉄の発車時刻が表示されているのを確認できるだろうか。まさに、大都会を颯爽と闊歩するエリートビジネスマンの匂いが漂ってくるソフトではなかろうか(私はこのどれにも当てはまらないが(笑))。
 
 このように表示させるために、実は3つのソフトをインストール(うち1つは母艦=パソコンに)してあるのだが、画面の時点ではネット接続をしていない。表示させたい路線の時刻表をネット上で検索し、それをデータ化してあらかじめ端末に入れてあるのである(今回は、妻の通勤を念頭にダイヤをインプットしてみた)。端末には、これとは別にあるソフトを入れておく。端末に置かれたソフトが、時刻データと現在時刻とを演算し、結果を画面上に表示しているのである(=ダイヤ改正があれば、データを更新する必要があるというわけ)。
 
 ネット接続ナシで、というのがミソである。ネットにさえ繋いでしまえば、基本的には分からないことは何一つない世の中であるが、繋がるまでがかったるい。この手の情報はリアルタイムでなければ意味が薄れるのである(もちろんだが、表示される数字は時々刻々変わっていくので、ハリーポッターに出てきた魔法の本みたいな感じがしないでもない??)。
 
 
 このほか、Today画面に表示される情報をコンパクトに1行でまとめてくれるソフトや、画面上に自由に文字が書けるソフト(今日アップした写真もこのアプリを利用している)、画面のスクリーンショットをワンタッチで撮影できるソフト(同)等を入れ(もちろん全部タダで)、いよいよ便利なツールとなってきた。購入後から入れたアプリは80本、などという猛者もたくさんいるようであるが、1本アプリを入れることで、使い勝手がぐんと向上し、見た目もクールになるのだから、凝る気持ちは非常に分かる。何より、作業していくにつれ、愛着が湧くではないか(このあたりは車などと同じである。だから、愛車という言葉もあれば、愛機という言葉もあるのだろう)。
 
 さらに、ネット接続を前提とするなら、ソフトを導入することで、更に飛躍的に使い勝手が向上する。例えば、画面上に常に次のような情報を表示することができるのである。すなわち、ニュース速報、天気予報、道路交通状況、株価変動、etc.etc...である。しかも、これにかかる費用は僅かといっていい(日に直すと4〜50円程度)。くどいようだが、本当に夢の世界だ。
 
 
 …というわけで、今週もスマートフォンのネタになってしまった。チンプンカンプンという皆様、どうもスミマセン。。