カクカクの北海道Uターン週記

「元」日本語教師 /「元」旧司法試験受験生によるカクカクの北海道Uターン週記

能テ

 本日は、日本語能力試験(能テ)=外国人(日本語を母語としない人)の日本語力を判定するテスト=の日。これに向けて春から一所懸命に勉強してきた可愛い教え子たちを激励するべく、昼前から自転車を飛ばして、受験会場である母校京都大学に行ってきた。
 試験は4択あるいは3択(!)のマークシート形式なので、必ずしも受験者の日本語力が正しく測れるわけではないのだが、これの最上級(N1という)に合格していれば、進学や就職に何かと有利ではある。よってある意味非常に重要な試験なのであり、うちの学校でも、(普段のクラス内での指導とは別に)週に何度かその対策専門のコースを設けて指導に当たってきたのであった(私も担当者の一人だった)。
 初めて足を踏み入れた京大キャンパスは北大のような広大さはないが、さすがに立て看板が多くて、いかにも「らしい」雰囲気で、“青春”の匂いたちこめる場所であった。
 思うに、東大と京大は数ある大学の中でもやはり別格感がある(因みに、私が日本語教育能力検定を受けたのは東大だった)。高校生のとき、そこそこ成績がよかった時期があって、京大もちらと意識したりしたことがある。ああ、あの時もっと勉強していればなあ(笑)。
 20人強?の学生と会い、発破をかけることができた。何とか教え子全員に合格してもらいたいものである。