カクカクの北海道Uターン週記

「元」日本語教師 /「元」旧司法試験受験生によるカクカクの北海道Uターン週記

惜別

 この金曜日、インテンシブコースの春学期(前期)が無事終了した。10年ぶりに復帰した私の「最初」の学生たちなので、少々特別な思いがある。
 次の学期(以降)も勉強を継続する学生は(クラス担当が外れることになったとしても)またすぐ顔を合わせることになるのでいいのだが、帰国する学生は、「今生の別れ」となる可能性も高いため、少々感傷的になってしまう。修了パーティー後に、ある学生から、あまりにも素敵な謝辞を頂戴して、涙腺が緩んでしまい往生した(恐らくは母語を直訳して日本語にしたため、普段耳にすることのないような詩的な、映画の台詞のような一言となったのであろうと推測する)。トシをとった証拠である。
 
 ウチの学校では、教師と学生が私的に飲みに行ったりする機会がわりと多い(そういうことを禁じている学校もある)。私もよく誘われるのだが、10年前は、思うところあって、そういうお誘いは基本的にお断りさせていただいていた(参加させてもらったのは3年間で1度きりだった)。
 しかし、この1週間は、2度も学生と食事に行った。写真は昨日のメニューから。韓国の学生がいたので?韓国料理のお店にて(上左がスンドゥブチゲ、辛ラーメン(同右)、下左がプデチゲ、石焼ピビンバ(同右))。美味かった(無論、全部を私が食したわけではありません)。
  
   
 
 秋学期(後期)がスタートするまで2週間以上あるのだが、諸々の準備をせねばならないため、この間は決してヒマではない。また、例の公益財団法人移行だが、いよいよ申請となる(勝手な思惑若しくは妄想)ため、その関係の仕事が重い。再び前を向いて進んでいく所存である……ので、皆さんよろしくね。