カクカクの北海道Uターン週記

「元」日本語教師 /「元」旧司法試験受験生によるカクカクの北海道Uターン週記

ブリッジピン交換

 夏至である。

 

 当地は異例に気温が上がらず、まだまだ上着が手放せない。朝はストーブをつけようかどうしようかいつも迷う。本当はつけたいわけだが、節約の意味でもそろそろ脱却しないと、というわけである。最高気温は18~19℃といったところで経過している。

 

 われわれは、お陰さまで2人ともワクチンを接種し終え、ひとまずは少し落ち着いた。特なる副反応もなし。強いて言えば、初回・2回目ともに覚えた数日間の筋肉痛と、2回目後の痒みぐらいであった。

 

 札幌にも全然帰っていないが、世の中はどうやら五輪も行われる(暴挙だよなあ)ようである。国の認識としては、現状は緊急事態・非常事態 ではない という判断だと言える。ワクチンも接種したことだし、内緒でちゃちゃっと老親の様子を見に行ってみようかなあとも思ったり。

 

 

 さて、この土日は趣味の週末とした。私はギター、妻は(最近ハマっている)パン作りである。北海道へのUターンが決まった際に購入したビストロを徐々に本格活用し始めているのである。

 このところいろいろなパンを試している(いずれも美味しい)のだが、あろうことか、遂に メロンパン まで作ってしまった。

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 ……で、私は1か月半ぶりにギターの弦交換などしてみたのだが、今回は弦とともにブリッジピンも交換してみた。 写真は交換した弦とブリッジピン。弦は初めてアーニーボールを(いつもの D'Addario や Martin より安かった)。

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 ブリッジピンは、弦を止めるための(サウンドホール側の)ピンであるが、それを交換することで、見栄えも音質も簡単に変えられる。極めてお手軽なカスタムである(気に入らなければ戻せばいい)。そういえば、前の愛機(こちらなど参照)も換えたっけなあ……。

 

 

 

 今回は思い切ってブラス(真鍮)のピンにしてみた。amazon で1,000円ほどのブツである(お支払いはポイ活で)。

 

 ギター部屋で毎日いい音を奏でてくれているこげ器なのだが、アコギとして若干小ぶりなサイズの上にカッタウェイモデルなので、生音のボリュームはイマイチではある(ギター部屋では、アンプ=Mobile Cubeを通して鳴らすことが多い)。

 そこで、少しでも力のあるサウンドが手に入れられればなあと、ブラスピンを選んでみたのである。

 

 今回交換したブラスのピン(左)と標準の樹脂のピン(右)。ブラスピンがやや短い。重さを計ってみると、ブラスのは4g/本ほどで、樹脂のは1g/本をわずかに切っていた。

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 交換後、アンプを通さずに弾いてみたら、箱がビリビリと響いている(腹に当たるボディバックの振動)のがわかるほど。これは、想像以上の効果である。明らかに鳴りが変わった。

 中~低音域が特にいい感じで、指弾きでも(ピックを使えばさらに)アコギ本来のコクのあるサウンドがっ。これは当たり!だったみたいである。

 ……もっとも、今回は同時に弦交換もした(しかも、カスタムライトからライトゲージへ)ので、鳴りが変わったのはピン交換のためだけではない*1。写真は、左が交換前、右が交換後。

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 これでまたおうち時間が充実するというものです。そのうちに音源をアップします。お楽しみに(と、前にも書いたなあ……)。

*1:本当はピンだけ交換すればいいのだが面倒だった……