今年のお盆休み、9連休である(有給休暇を1日プラスした)。
コロナ禍の下、(細心の注意を払いつつ)北海道経済に貢献すべく、妻にドライブ計画を練ってもらった。9連休を前後半に分けての企画(それぞれ3泊4日)である。
昨日、その前半戦を終えて帰宅した。妻の原点を探訪*1する道東ドライブである。
このルートは、結婚したころに巡ったので、30年以上ぶりのルートとなる。旧婚ドライブというわけなのであった。
8土に出発し、いつものようにR5に出、洞爺湖方面へ。苫小牧から無料の日高道も利用して日勝峠*2経由で帯広へ。初日は移動がメイン。415kmほど走った(図の青色のライン)。
2日目=9日(紫色のライン)は道の駅(本別 → 足寄 → 陸別)にチェックインしながら、東へ。
足寄は松山千春。彼とは、私がギターを始めた中2のころ(40年以上!も前なんですね)からの “付き合い” である。道の駅正面には歌碑があり、「大空と大地の中で」が流れていた(場所を考えると、この選曲はノーチョイスですね)。中には簡単な特設コーナーがあって、例のスーパーアダマス(カッコいいなあ…昔からオベーションには憧れがある私である)も展示されていた。
その後、霧 の美幌峠(ここでは30年以上ぶりに揚げいもを食ってみた)を通って、屈斜路湖(砂湯)→ 硫黄山 → 霧 の摩周湖。さらにライダーの聖地として有名な開陽台(ここも 霧 で何にも見えず…これもいい思い出ですね(笑))へも。
硫黄山では、例の 温泉蒸し玉子 を食った(これまた30年ぶり)。5ケで400円(食塩付)。
今回の3泊4日では、美味いものをたくさん食ったのだが、しかし、これが最も美味かったかもしれない(笑)。あたりに漂う硫黄臭が最高のアペリティフ。いやホント美味かったなあ。
そこからさらにさらに東へと走って、尾岱沼 → 野付半島(いわゆる “エビのしっぽ” ですね)へ。昔々に来たときとはずいぶん変わっていた(トドワラが…)が、“地の果て感” は一層強くなっていたかと。iPhoneのSSを載せときます(気温18℃…)。
その後、中標津のホテルにチェックインし、晩メシは尾岱沼で買った北海シマエビで豪勢に。
この2日目は寒く、途中各所に設置されていた温度計は17~18℃。猛暑の内地と比べると 20℃ほど低い のでありました(笑)。
10月=3日目はホテルを出、風連湖 → 厚岸へ。厚岸と言えばやはりカキというわけで、“まるえもん” を。美味い!
で、釧路まで走って和商市場でランチ(写真下のお寿司)を食った後は、白糠 → 浦幌 → 更別 → 忠類 → 大樹 → トンネルを抜けて → 三石 → 新冠と爆走(オレンジ色のライン)。宿泊は、レ・コードの湯にて。
日高に入ると、競走馬の産地だけあって、道の両脇には馬、馬、馬…。2日目は牛とか鹿とかが多かったが。
11火=最終日はいつものルートをとことこと(緑色のライン)。
…今回の総走行距離は1,500kmほど。燃費は、90,000km-91,000kmで23.2km/L、91,000km-92,000kmで24.2km/Lを記録(セカンドベスト)。
思ったほど伸びなかった*3のは、道東ならではの <真っすぐで、しかし起伏がち> な道路のせいか。ま、最終日はずっとエアコンをかけていたしなあ…。
…明日からは後半の3泊4日に行ってきます。ソロ車中泊の予定もあって珍道中になること必至かと。