人は忙しいときほど(そのタイミングでは明らかに無駄な)関係ないことがしたくなるものである。テストの前に部屋を掃除する、といった行為を思い出せば、そう言えば、と思うはずだ。
自己防衛機能(現実逃避)の一つなのだろうか。興味深いことである。
今日は仕事の合間にほぼ15年振りにギターを引っ張り出して弾いてみたりした。ま、楽器ご法度のマンションであるから、窓を閉め切って、ごくごくささやかに“爪弾いてみた”というべきか(下に載せた動画の音が小さいのはそういうわけです)。
実は、学生にギター好きがいて、毎日持って来ては昼休みに屋上で弾いたりしている。それをちょっと弾かせてもらったりしていた。
愛器はYAMAHAのL5。高校に入った時に奮発して買った*1。値段(1980年当時で50,000円)の割によく鳴るしバランスがいいなどと、ネット上では割と評判が良い。
しばらく札幌に置いておいたのだが、今のマンションに越した時にちょっとだけ広くなったので持ってきた(その際、弦を替えている)。
値段の割に、と書いたが、当時の少年にとっては(今の自分にとっても)相当高価な買物である。例えば、高校2年の春に買ったバイク(中古)は15,000円だったのだから。しかし、高校では10万円オーバーのOvationを持ってる奴がいたりして嫉妬した。
…いや、それにしても指が動かないこと。イメージはあるんだけど全然動かない(笑)。
と、現実から逃げていると自分の首を絞めるので、そろそろ仕事に戻ります。
*1:自身2本目。初めてのギターは中学2年の時に15,000円で購入した。今ではネックが反ってしまっているが、まだ実家に置いてあるはず