カクカクの北海道Uターン週記

「元」日本語教師 /「元」旧司法試験受験生によるカクカクの北海道Uターン週記

真夏終了

 しばらく更新が滞ってしまった。忙しい所為であり何とかまだ元気ではあるのでご心配なきよう。
 
 さて、気が狂ったように暑かった夏は去った*1
 
 考えてみれば、京都の夏を都合7回過ごしたことになる(97年〜99年、10年〜13年)のだが、最も暑い夏であった。
 しかし、人生で最も暑かったのはやはり94年の金沢の夏*2(例えば同年8月14日、金沢市の最高気温は38℃だった。全国的に猛暑の夏だった)。アパート3階に住んでいたが、エアコンがなかった。アパートのすぐ向かいには比較的大きい郵便局があった。
 
 エアコンがないので、扇風機を最大風量でかけ、窓を開けて(網戸)寝るわけだが、暑くてとても眠れたものではない。そこで、さて寝るかという時間になったら、近所のファミレスに出向く、というのが通例となった。体を冷やすためである。それこそ我慢できなくなるだけ冷やしに冷やして帰り、おもむろに床に就く、という生活であった。
 それでもすぐに暑くなり、少し眠ってはシャワーに起き出し、また少し眠る。明け方、ちょっとだけ涼しくなったと思ったら、外の騒音で起こされる(朝5時ごろから郵便局が動き出す)。
 騒音で思い出したが、このアパートは、網戸によくセミが止まった。鳴きやがるとうるさいのなんの。今思い出しても腹立たしい。
 
 まあよく耐えたなというぐらいタフな夏だった。
 
 一般に、北海道の夏は、短い。また、真夏であっても、朝晩は涼しい。本当に恵まれた環境で育ったことである(その代わり、冬は厳しい…かというと、少なくとも札幌に関してはそうでもない*3。京都と札幌では、外の気温は、札幌が絶対的に低いが、室内は10℃以上札幌が高い)。感謝の念を禁じ得ない。
 
 
 さて、この後しばらくは再び忙しくなる。期末のバタバタに加え、次学期準備、(退職者が出ることに伴う)引継ぎ、公益財団法人の立入検査(例の半沢直樹で例えると「裁量臨店」みたいなもの…ちょっと違うけど)、福知山市への出張などなど。立場も変わるし、なかなかツライものがある。
 
 考えると鬱になるので、R社時代に教わった「気持ちは楽に、行動はシビアに」を心がけ、ラクラクにと自分に言い聞かせる雨の週末である。
 
 脈絡ないが、近所の集配所で撮ったクロネコヤマトの電気自動車を載せときました。京都らしいってことで。

*1:では秋か、というと違う。真夏は去った、というべきか

*2:この年3月、異動により隣の富山から越してきていた

*3:こちらの冬はさびしいが、札幌の冬はヴィヴィッドである