カクカクの北海道Uターン週記

「元」日本語教師 /「元」旧司法試験受験生によるカクカクの北海道Uターン週記

終わりと始まり

 大震災発生から1週間以上経った。「まだ現在進行形である」というのが未曾有の大災害であることの証左である。前回のエントリーでも書いたが、わが国でこのようなことが起きようとは。(直截的な被害が出ていない)関西=京都に住む私としては、悪夢を見ているようで、数日前までは、イマイチ“現実”として捉えられていないところがあった。
 
 しかし、勤務する日本語学校でキャンセルが出始めてきて、否応なくリアルを思い知る。諸外国が、自国民に対して「日本へは行かぬよう」ないし「早く帰国すべし」という勧告をなしているのである。
 原発のことがあって、必ずしも“風評”と言い切れない現状である。キャンセルもある意味当然であろう。学校にとって逆風であることは間違いないが、だからこそよしやるぞと気合が入る。そして、この時代に生きる日本人として、何かしら復興の力になりたいと強く思うところである。
 
 さて、そんな中、幸いにして予定を変更することなく、金曜日に妻が上洛。ちょうど1年に及んだ単身赴任生活に一応ピリオドを打つことができた(ブログのタイトルもそのうち変えますね)。
 今後、引越しを含め、生活が大きく変わることになると思われるが、その第一弾として?今日(納車予定は昨日だったのだが、ちょっとだけトラブルがあって一日延期)は18年半以上乗り続けた愛車(CR-X DelSol1600SiR-TT/5MT)と別れ、新しい相棒(FIT1500RS/6MT)を手に入れた。
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 朝から神戸まで走って、11時前にはディーラーに到着。とりあえずは新しい相棒と並べてパチリ。分かっていたことではあるが、今度の愛車は随分背が高くなる(新車はサスペンションを替えて少し車高を落としてあるのだが、それでも約25cmプラス)。写真ではぼかしてあるが、実はナンバーが両者同じである(無論ひらがなの後のXX-XX部分のみ)。デルソルの思い出をちょっぴり残しておこうということでオーダーした。
 デルソル引渡しの前にオドメータも撮影した。地球を4周弱も走ったわけで、本当にありがとう。お疲れ様。
  
 
 営業の人と各種手続を済ませた後、納車式とのことで、でかいキーを持たされてベタな撮影。
  
 で、いざ走り出す前に納車時のオドメーターを確認。走行距離は8kmですね。
  
 
 さあ走り出す。1,000kmぐらいまではいわゆる慣らし運転を行うつもり。しかし、最近のクルマは昔のような慣らしは必要ないはずで、適度に回してやろうとは思っていた。とりあえず高速道路に乗るべくR2→R43(ここで初めての給油)→R171→R423を通って亀岡から京都縦貫道に乗る(沓掛−丹波間のみ開通、現在無料)。この縦貫道を「亀岡→丹波→(折り返して)→沓掛→(折り返して)→丹波→(折り返して)→亀岡」と行ったり来たり(笑)。
 結局、今日は200km走ったのだが、高速道、一般道、渋滞、ワインディングと、いろいろな道/状況で走らせることができ、少しだけクルマにも慣れた(今日のところは我慢して4,000rpmを上限とした)。
 以下、大きいサイズの写真を交えてちょっとだけFIT1500RSのファーストインプレッションを。
 
 小さいクルマであるが、高さがあるのでマスを感じさせる。モコっとした印象は、かつてのCityブルドッグないし初代シビックに通じるものがある(ボディカラーのオレンジ色:サンセットオレンジⅡはRSグレード専用色で、初代シビックRSをモチーフにしたとのこと)。私はオレンジのシビックRSを(ギリギリながら)リアルタイムで知っているので、遂にあの名車シビックを手に入れた、という感慨が深い。
 
 
 
 室内はとにかく広い(今までのクルマが2シーターなので当然か)。特にダッシュボードの奥行きがスゴイ(埃が溜まりそうではある(笑))。しかし、寒々とした広さではなく、引き締まった感じを受ける。スポーティグレードならではの演出も随所に。写真はアルミペダル(標準)と無限のフロアマット(オプション)。
 
 
 走りについては後日インプレをアップしたいが、ストレスが溜まらないグッドバランスなエンジン(B16A=DOHCVTECからの乗換えなのに)、カチッとしたシフトフィール(初めて6速に入れたときは、Reverseに入れてしまわないかとちょい心配だった(笑))、剛性の高いボディ、不自然さを感じさせないDBW(そういえば、と暫く経ってから思い出した)…ほぼ文句ナシである。
 ということで、レッドからオレンジに、愛車が少し地味になったのでした。
 
 
 これでまた15年ぐらいは頑張れそうですね。