今の若い人は、それがどうした?という感覚かもしれない。しかし、私のようなおじさんにはどうしても違和感が残る……「家に固定電話がない」という状況をどう受け止めるか、という話である。
先日も書いたが、通信関係の構築作業(交渉)を日々進めている。例の光回線は、営業マン時代に培った交渉力が役に立ったか、お陰さまで引越し直後から使えることになり、ほぼ理想的な形で落ち着いた(NTT西日本、Biglobe、京都ライフの三者には大変感謝している)。
しかし、この光回線はデータ通信にしか使えない(音声通話はダメ)ということなので、通話に関しては、中古の電話機でも購入して、塩漬けになっている電話債権を復活させようかと考えていた。ところが、そうするためにはイニシアルコストが1万円弱かかるとのこと。恐らく1年しか住まない部屋なので、それはちょっと…。
固定電話ナシでの生活はキツいなあ。ま、イザというときはアドエスがあるし……おお、そうだ、アドエスを電話機として使おう(ある意味当然の発想(笑))! そこで、冒頭の違和感となるわけだが、背に腹は代えられぬ。
現在、アドエスは、(電話機としては)ほぼ100%、PHSどうしの通話にしか利用していない。よって、料金プランも、例のウィルコム定額プラン(WVSマジック等で月々1,980円)なわけだが、これだと、激増するであろう「PHS以外に電話をかける機会」に必ずしもフィットしない。何かお得な料金プランはないものか、と検討した結果、「定額プランを“新”定額プランに変更し、オプションで新通話パックなるものをつける」のがよさそうと判断。こうすると、月の支払いが1,050円高くなるが、PHS以外への通話が2,100円分(数十分〜100分程度)無料となる。前述のイニシアルコストをかけて固定電話を引いた場合にも、月々のランニングコスト(基本料1,700円+α(通話料))がかかるわけで、ほぼ確実に相当安く上がるはずである。で、早速116に電話して、来月17日からのプラン変更を申し込んだ。
電話機として稼動させる以上、カスタマイズの失敗で固まってしばらく通話不能、などということのないようにしなければならない。一つ楽しみが減るなあ、と思ったりもしたが、考えてみれば、そういう場合は旧[es]にW-SIMを差し替えておけばよい。けだし、名案である。
ということで、京都では、当面“固定電話がない”生活をすることになりそう。違和感はともかく、やはり固定電話がないと…という状況が生まれたら、そのときまた考えますが。