カクカクの北海道Uターン週記

「元」日本語教師 /「元」旧司法試験受験生によるカクカクの北海道Uターン週記

総択その1

 今シーズン初の模試を受けてきた。外で60問(3時間半)というのは実に11ヶ月ぶり(去年の母の日以来)なので、どうなることかと(体力的に)思っていたが、とりあえずは無事に帰って来ている。しかし、本試験でもこれほど疲れない、というぐらい疲れた(帰り、バス停まで少し(20分程度)歩いたせいもあると思うが)。
 
 この模試を受けるのは今年で7年目!(初受験の年は未受験)なのであるが、どうも相性がよろしくなく、私の場合は本試験の方が高得点が取れる。ま、合格を考える受験生の大半が受ける模試なので、点数がどうあれ、受けておくこと自体にすでに意味がある。
 もちろん、時間配分や捨て問の見極め等々、外で受ける模試でなければシミュレートできない部分も多いし、何だかんだいって、最も効率のいい勉強法は問題を解くことだと思うので、本試験3週間前の貴重な時間を充てる価値は大いにあるのである。
 
 さて、今日は従来の解き方をちょっと変えてみた。最初の15分で憲法民法のサクっとできる問題をやりまくり、頭が働いてきたところでパズル刑法に突入、というプランである。
 
 ということで、憲法の1問目から見ていくが、サクッとできる問題など全くない(笑)。長文のものが続き、短いなと思ったら個数問題。結局、わずか2問解いただけで民法へ(プラン大狂い…笑)。
 
 民法は、さすがに憲法に比べ問題文そのものは短いが、やはり相性が悪いのか単に実力が不足しているのか、どうも肢が切れない。しかし、この15分はあくまでウォーミングアップ的位置付けであり、悶々と悩んでいる場合ではなく、6問解いたところでタイムアップ。で、いざ刑法へ。
 
 刑法は従来“切り札感”が強かったのだが、去年の本試験で大失敗したので、実はイマイチ不安。今日も去年の本試験そっくりなパターンでかなりてこずったが、2問ほど飛ばして終了。
 
 残りの1時間45分を憲法の18問と民法の14問に充てたわけだが、前者で2問、後者で1問は完璧に捨てた(刑法でも1問)。
 
 11ヶ月というブランクゆえか、じっくり腰を落ち着けて考えるべき問題と、きっぱり捨てるべき問題をうまくコントロールできなかった。しかし、まあ初回だし、こんなもんか、といった手応え。終了時は、合計40点ちょいぐらいかな、といった感じだった。帰りのバスで首尾よく座れたので、自己採点してみたところ、どうやら14/17/16の47点だった模様。
 
 相性の悪さと時期を考えると健闘した部類だと思う。明日の午後には合推点が発表になるが、47〜8点ではないかと思う(が、合推突破した手応えはない。もちろんケアレスミスも複数あったし)。
 
 
 こうしていよいよ怒涛の模試4連荘へと突入した私であった(次は来週日曜日の全択)。