カクカクの北海道Uターン週記

「元」日本語教師 /「元」旧司法試験受験生によるカクカクの北海道Uターン週記

登別

 新会計年度である。母の日までもう1ヵ月ちょっと。直前期突入である。
 
 前回更新時に、「温泉にでも行って、英気を養おうか、という企画もある」と書いたが、この企画が実現した。30日〜31日にかけ、登別温泉に一泊二日で行ってきたのである。お陰様でどっぷりとお湯に浸かってお肌もツルツル、気持ちよく直前期を迎えられたというわけである。
 
 今回は、「温泉に入る」ことがコンセプトだったので、宿は素泊まり(食事なし)。30日の晩メシはホテルの近くのスーパーで調達した弁当、翌31日の朝メシは家から持参したパン、とシンプルであったが、その分、本当にゆっくりと(かつ安上がりに)温泉を満喫できたというわけであった。
 
 宿は、非常に有名で歴史もある「ホテル甲」の系列で、その目の前にあるビジネスホテル風の乙ホテル。狭い道路を一本渡った向かい側に甲が聳え立っているという立地。乙の宿泊客は、自由に甲の大浴場に入れる(もちろん乙にも温泉浴場はある)ということで、我々も2度そちらに入りに行った。
 
 流石に「ホテル甲」だけあって、大浴場は物凄く広く、メインの浴槽は学校のプールほどはあって、全面ガラス張りの向こうには地獄谷が見える。これはスゴイ。全く極楽である…などと思ってボーっとしていたら少々長く入りすぎたようでややのぼせたか頭痛気味に。しかし大過はなく、乙ホテルに戻ってからも、そちらの風呂に何度も入ってのんびりさせてもらった。
 
 地獄谷の写真でも撮影してここに載せようと思っていたのだが、翌朝は雪混じりの天気。早々に里に下りないとヤバいかなと思い(タイヤはノーマルである)、果たせなかった。だからというわけではないが、札幌への帰りに寄った世界一美味い(と私は思う)ラーメン屋のバターコーンラーメン(正油)の写真を載せておく。
 
 道中は行きも帰りも天気に恵まれ(気温は低めだったが)、楽しいドライブであった(片道110km程の中距離ドライブ)。苫小牧にウトナイ湖という湖があって、白鳥がいるので人気のスポットなのだが、ラーメンを食した後、そこにも立ち寄って白鳥と戯れてみた。
 
 私は、ガキの頃から、動物系は非常に苦手にしており、犬や猫に触れるなどとんでもない、という人間だった(都会っ子あるいは単なる弱虫)。数年前に実家で犬を飼い始めてからは、割と大丈夫になってはきたが、それでも未だ初級者である。しかし、今回は「手のひらに餌(その辺で売っている)を置き、それを彼らに啄ばませる」ということすら平気だった(指を噛まれて痛い思いをしたが)。「慣れ」というのは大きいことである(写真に写っているのは私の手ではなく、「最上級者」たる妻のそれである)。
 
 臨場感を味わっていただくため、こちらのファイルも置いておく(クリックしてみて下さい。音が出るはずなので音量に注意)。
 
 というわけで、いい形で直前期に突入。「そのため」に塾を休むつもりもないので、机に向かうときはしっかり集中してやろうと思う。
 
 明日、知り合いの子(新中2生)が「一日勉強会」に来ることになっているので、本格的には来週からになるかと思うが、いよいよ「濃い」1ヵ月がスタートするので、皆様よろしくお願いします。