カクカクの北海道Uターン週記

「元」日本語教師 /「元」旧司法試験受験生によるカクカクの北海道Uターン週記

工事

 今週、家で2つ工事があった。1つは光回線の開通工事、もう1つはインターホンの設置工事である。
 
 
 光回線の方は、2週間ぐらい前にNTTから勧誘の電話が来て、決めた。今のアパートには既に光回線が入っており、引越しの際に、ついでに替えてしまおうかとも考えたのであるが、パソコンの設定/プロバイダのコース変更等が面倒で先送りとしていたものである。
 
 ダイアルアップからADSLに替えるに当たっては、劇的に便利になる(時間を気にしなくてよい=つなぎ放題になる)ことが分かっていたので、こちらとしても積極的だったのだが、ADSLから光回線の場合は、速くなるのは間違いないにしても、それほどの変化はないだろうということで、あまり乗り気ではなかった。が、試算の結果、毎月1,000円以上の通信費削減が見込めそうなので決めたのである。
 
 何だかんだとトラブルもあったのだが、木曜日の午前中に開通し、パソコンの設定等もあっさり終了。ネットに繋いでスピードを測ってみたら、従来のほぼ10倍の数字(20Mbps強)が出ていた(嬉しい誤算。ここまでとは考えていなかった)。
 
 これで、全国どこでも3分8.4円で通話することができる。長距離電話というのはやはり気を遣うもので、「お問合せは東京03の…」などと聞いただけでやめとこうと思ったものだが、これからはそういうことを気にせずかけることができる(小市民)。おまけにネットは速くなり、コストも下がる。ああ、思い切って替えてよかった。
 
 
 
 一方、インターホンの設置工事であるが、先日大家さんから連絡があって、今日の午後、業者の方が設置に来た。ドリルを使って壁に穴を開けたりと結構な作業であったが、正味30分もかからずにさくっと終了。
 
 これまでは、ピンポンが鳴ると、「はーい」と玄関に赴き、ドアについている魚眼レンズを覗いて表を確認、という昔ながらのスタイルだったわけだが、今日からは、居間でカラーモニタを見ながら対応できることになった。
 
 実は、今のアパートは玄関が交通量の多い通り(栄通り/東北通り)に面しているので、ドアの外にいると、中から対応する声が聞こえにくかった。これで非常に便利になる。また、冬の寒い日などは、居間の暖気を玄関に逃がさずに済むこともあるだろう。ありがたいことである。
 
 しかし、最も嬉しいのは、こういうことを「大家さんが」やってくれる、ということである。
 
 前のアパートなら、仮にこういうものを設置することになったとすると、必ず入居者に負担があった。設置してあるガス給湯器が故障したときも、修理費は入居者負担だといわれたし(もちろん交渉して大家に出させたが)、駐車場に融雪槽が設置された際には、家賃が値上げされた(しかも、それを使うと、灯油代が云々とかいわれていい顔をされなかった)。当たり前のことかもしれないが、そういうことでストレスが溜まらないことだけでも、引っ越してよかったな、としみじみ幸せをかみしめるわけである。
 
 
 ということで、先日の携帯電話機種変更に続き、光回線開通、インターホン設置と、いよいよ21世紀的恩恵に浴し始めた感じである。我々を取り巻くのは、夢のように便利で快適なハード。内側も充実させていかなければなるまい。
 
 追記) 日本シリーズ緒戦が終了。われらがファイターズがダルビッシュの力投で勝利した。がんばれファイターズ!!